出版社内容情報
20世紀が産んだ消しゴム版画の鬼才によるテレビ批評コラム&消しゴム版画集第7弾。今回のターゲットは木村拓哉、明石家さんま、加藤晴彦、真中瞳、小柳ゆき、えなりかずきなど。抱腹絶倒の辛口コラムでTVやCFの「変!」を容赦なく暴く。もう誰も彼女をとめられない!
内容説明
世紀の「鬼才消しゴム版画家」にして不世出の「ハード・テレビウォッチャー」による、テレビ批評コラム&消しゴム版画の金字塔。
目次
第1章 テレビ各駅停車(共演者と観客に「聞こえないふり」を強いる橋田寿賀子の邪魔者感;曲解の余地は絶無。完全統一された「えなりかずき像」 ほか)
第2章 CM環状線(「桃の天然水」CMデボン青木を我々は咀嚼できるのか;誰もつっこんでくれない吉永小百合の「雪印MBP」CM ほか)
第3章 テレビ途中下車(オカマキャラ藤井隆の「破綻」と「一生懸命」が生み出す効果;「老い」て落ちこぼれた90年代バラエティの申し子中山秀征 ほか)
ギャラリー・プリントー発!(You will be bigger than me! APOU… 赤ちゃん・編;俺の海よ サーファー・編 ほか)
著者等紹介
ナンシー関[ナンシーセキ]
消しゴム版画家。本名、関直美。1962年7月7日青森市生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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zakuro
5
相変わらずほとんど記憶にない番組、CM、人物(デボン青木って誰?)だらけ。橋田壽賀子がいいともにいる違和感だけはなんとなく覚えている。なるほどなと思ったのは渡部篤郎・浅野忠信・永瀬正敏を一括りにしたところ。キョンキョンの元旦那の顔を思い出そうとする時、「えっと〜」ってなってたもんね。高知・高島は離婚しちゃったし、中山秀征は未だに生き残ってるので、ナンシーさんの予想が外れてる。携帯とインターネットが普及し始めた時代にユーザーがどのようにして手を伸ばし、また相手がどう浸透していったのかうかがい知れる貴重な文章2018/05/22
SKH
1
毒はかなり薄まった印象。観察対象の芸能人も小粒感。200X。2012/03/01
nktnh
1
ネタは古いんでしょうが思わず一気に読んでしまいました。取り上げられている方の今の姿ももう一度批評して欲しいと思ってしまいました。2011/06/14
朱音
1
読んでて「何もそこまでいわんでも…」というときもあるけど、たいがい「うん、そうだそうだ!」と納得させられてしまう人。…こういう話を単行本で読むと(特に図書館で借りた本なんかだと)困るのは、ネタが古くなっちゃってることでしょうね。それを割り引いても面白い。寝る前とかにちらちらっと読むのにはぴったりです。2001/12/29
にやり2世
0
そーいやヨシキがCM出てたよなぁ。2014/08/23