講座 現代の契約法 各論〈１〉

内田 貴/門口 正人【編集代表】/大村 敦志/岡 正晶/近藤 昌昭/中原 利明【編集委員】

青林書院（2019/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 462p／高さ 22cm
• 商品コード 9784417017615
• NDC分類 324.52
• Cコード C3332

内容説明

現役裁判官と各専門分野の弁護士、各業界の一線で活躍する実務家が執筆。改正民法の問題意識を背景に実務の現場で生じる課題に焦点を当て、現代の実務を総覧するテーマを幅広く選択、最新実務の状況を解説、今後の展望を示す。

目次

第１章　売買交換（不動産売買契約；クレジットカードによる取引と役務提供業者の破綻　ほか）
第２章　賃貸借・使用貸借（建物賃貸借契約；不動産媒介契約　ほか）
第３章　消費貸借等（預金契約；銀行取引約定書　ほか）
第４章　雇用・労働（有期労働契約―平成２４年労働契約法改正以降の状況を踏まえた実務的対応；雇用労働）
第５章　保証契約（個人保証）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ただの人間]

売買、賃貸借・使用貸借、消費貸借、雇用を大きなテーマに、これらに含まれる契約類型について論じていく。タイトルも「訴訟」として訴訟を中心に扱う論考があるなど必ずしも全体の編纂方針が統一されているわけではないが、扱う類型も細かく区分されており、債権法改正をふまえた条項例を記載する論考も多く、各契約類型の一つの到達点を認識するには適していると感じた。

2020/03/22