目次
基礎理論(行政法における「義務」の概念・再論―「強制行為による実効性確保」の要素との関連を中心に;公法における機能的考察の意義と限界―「機関適性」に関する断章;独禁法における「市場」をめぐる思考形式;行政過程による〈統合〉の瑕疵;法律の法規創造力の概念に就いて・続―我国学説に於ける受容と変容;日本における公私協働;「民事不介入の原則」に関する一考察―「警察公共の原則」の規範的意味について)
行政救済法(情報公開審査会における裁量問題審査に関する一考察;独立行政不服審査機関についての考察;取消訴訟の原告適格についての備忘録;課税処分と国家賠償;住民訴訟における違法性について)
現代的展開(土地利用規制法制における地域レベルの公共性の位置づけについての考察;カナダにおける情報アクセス法の見直し;自治体総合計画に関する一考察;相続税・贈与税の累積的課題;計画的と地利用原則確立の意味と展望)
著者等紹介
稲葉馨[イナバカオル]
東北大学大学院法学研究科教授
亘理格[ワタリタダス]
北海道大学公共政策大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。