内容説明
中央省庁再編の実施や情報公開法の施行など現行法の改変に対応した見直しを図り、また、「原告適格」など新たに考察を深めた箇所の重要補訂を行う。
目次
序論 行政法と行政法学
第1編 行政及び行政法(行政;行政法)
第2編 行政の諸活動とその法的規制その一―法律による行政の原理(「法律による行政の原理」とは何か;「法律による行政の原理」の例外と限界;行政過程への私人の参加―新たな方向の模索)
第3編 行政の諸活動とその法的規制その二―行政活動の諸形式(行政行為;行政法上の義務の強制手段;「三段階構造モデル」の例外;行政法学と行政の活動形式論)
第4編 行政救済法(行政争訟法(行政訴訟法;狭義の行政争訟法)
行政法上の損害賠償制度)
著者等紹介
藤田宙靖[フジタトキヤス]
東北大学名誉教授、最高裁判所判事。昭和15年4月6日生。昭和38年東京大学法学部卒業、東京大学法学部助手。昭和41年東北大学法学部助教授。昭和52年東北大学法学部教授。平成13年東北大学大学院法学研究課教授。平成14年東北大学名誉教授、最高裁判所判事、現在に至る
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