内容説明
国連国際商取引法委員会事務局長としてウィーン売買条約の世界的普及を推進した著者が、国際取引法分野で活躍めざましい気鋭の研究者の協力を得てともに著した本格的体系書。
目次
第1編 序論―国際売買に関する法の現状(国際的統一規範の必要性;国際的統一規範確立への努力)
第2編 総論(ウィーン売買条約の性格;ウィーン売買条約の適用範囲;ウィーン売買条約の総則規定)
第3編 各論(売買契約の成立;売主の義務;買主の義務;危険の移転履行前期の契約違反;および分割履行の契約;損害賠償;利息;免責;契約解除の効果;物品の保存義務および売却処分)
資料(国際物品売買契約に関する国連条約;1978年UNCITRAL条約草案;国際物品売買契約の成立に関するハーグ統一法条約国際物品売買に関するハーグ統一法条約 ほか)