内容説明
いわれもなくきらわれることの多いヘビ。しかし、あの細長い体で、おどろくほどたくみに生きる姿を見ると、ヘビたちが、いかにすぐれた特性をもった動物であるかがわかります。ヘビたちは、ひっそりとくらしています。そして、自分からすすんで人間をおそうようなことはありません。かれらの生活のしくみをよく知り、ヘビという動物をよく理解してもらうことを願って、松井先生は、この本を書かれました。
目次
1 ヘビという生きもの
2 ヘビの生活(シマヘビの体;かがやく体鱗;ヘビの骨のメカニズム;アオダイショウの卵割り;大きなえものをのむ;脱皮と冬眠 ほか)
3 身を守るちえ(おどしの方法;目立つヘビ、目立たたないヘビ)
4 毒ヘビのこと(マムシ;ハブ;毒牙のつくり;ヤマカガシに注意;「ツチノコ」はヘビなのか?)