世界のかわいいカップ&ソーサー―アンティーク、ヴィンテージと暮らす 特徴と見方がひと目でわかる

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416812396
  • NDC分類 751
  • Cコード C0072

出版社内容情報

世界のアンティーク、ヴィンテージのカップ&ソーサーを紹介。磁器、陶器、絵付に見るお国柄と華麗な歴史を知ることができます。

磁器、陶器、絵付、カップのデザインなどに見るお国柄と華麗な歴史。
カタログ形式で数多くの写真を掲載することで、各地の洋食器ブランドの特徴が自然に見えてきます。
日本で手に入れることのできる現代製品をその歴史や特徴とともに紹介します。
紹介するカップ&ソーサーは、厳密な意味での「アンティーク」というより少し新しい物、お小遣いで楽しめ、実用にもできるものを中心に、若い方はもちろん、ブランド食器を一通りそろえてしまった主婦や、マニアの方にも楽しめる、「ヴィンテージ」や「ブロカント」といった新しい魅力を紹介します。
ドイツ、英国、北欧、フランス、日本などから、それぞれの歴史、時代背景、技法、デザイナーの紹介…など、多彩な世界を楽しめます。また、マイセンをはじめとするヨーロッパの歴史ある名窯も、モダンな感覚の新鮮なデザインを中心に紹介していきます。専門のショップのほか、コレクターや魅力的なカップのあるカフェなどをお訪ねして、使う楽しみも見せていきます。

●ドイツ ヨーロッパで始めて白色磁器を生んだヨーロッパ磁器の王者
マイセン、KPMベルリン、SPドレスデン、ビレロイ&ボッホ 
フッチェンロイター、ローゼンタール
●オーストリア マリア・テレジアが愛した音楽やお菓子とともに・・・
アウガルテン 白い磁器の肌に清楚なバラの絵柄が有名
ロイヤルコペンハーゲン 
●フランス 王家の華麗な磁器とアーティストたちの陶器
セーブル ジアン 
ベルナルド アビランド レイノー(リモージュにあるブランド)
●イタリア ジノリ侯爵が夢みた「白い肌」
リチャードジノリ
●ハンガリー ハプスブルク家が残した名窯
ヘレンド
●オランダ 東洋へのあこがれが生んだ深い藍、素朴な味わい
デルフト フリーストランド 
●イギリス クリームウェアにボーンチャイナ、銅版プリントなど歴史に残る技術
ウェッジウッド スポード エインズレイ ロイヤルドルトン ミントン
ロイヤルアルバート ウースター ロイヤルクラウンダービー 
●デンマーク 清楚なブルーの花
ロイヤルコペンハーゲン
●フィンランド 温かでモダン、永遠の北欧デザイン
アラビア
●スウェーデン 
ロールストランド グスタフベルク
●アメリカ ホワイトハウスの晩餐会で使われる
レノックス
●ちょっと身近なアンティーク コレクター紹介と見どころ、価格帯など。
オールドノリタケ 
100年前の「里帰り」ノリタケからおばあちゃんが使っていたようなちょっと昔の懐かしい柄まで。その多彩さに、はまりだしたら止まらない。
スージークーパー 
ピンクやグリーンの優しい色合いの花や鳥、かわいい水玉やストライプなど女性たちの憧れ。
北欧食器のビンテージ 
温かみのあるアラビアのポットやカップは北欧モダンのインテリアに溶け込みます。

【著者紹介】
明石和美1953年生まれ。雑誌出版社で編集者として雑誌作りにかかわった後、フリーランスの編集、ライターとなる。雑誌「サライ」「ラピタ」「エル・ジャポン」「美しい洋食器の世界」・「美しい和食器の世界」(講談社)などで、生活用具、手仕事、工芸、旅や食などの記事を担当。著書に、「全国芝居小屋巡り」(小学館)、「ヘミングウェイのパリ・ガイド」(小学館 共著)「能の匠たち」(小学館)、「神様がくれた国ブルガリア」(愛育者)、「体に美味しいブルガリア 大使のキッチンで、さあ、めしあがれ!」(愛育者)他など。

内容説明

ヨーロッパ名窯の逸品から、戦後アメリカのモダンデザインまで。アンティーク、ヴィンテージの魅力満載初めてでもわかる、カップ&ソーサーの世界。

目次

イギリス
ドイツ
ハンガリー
北欧
フランス
アメリカ
日本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねむねむあくび♪

56
図書館の本。素敵でした〜。イギリスのミッドウィンターやスージークーパー、フランスのディゴワン・サルグミンヌ等がお気に入りになりました。ただ、わりと偏っているようで、マイセンもヘレンドも有名なデザインのモノが1種類しか取り上げられておらず、そこはちょっと物足りなかったですね。2015/03/21

emi

37
ただただ眺めたくて読んだのですが、特にアンティークやヴィンテージに詳しくなくても中々知識が得られる本ではないかと思います。国別では、イギリス、ドイツ、ハンガリー、北欧、フランス、アメリカ、日本。その中でもメーカーが限定されています。価値的なことについては私はわかりませんが、ティーカップだと、陶器製がボーンチャイナに変わるのが大きな時代の変化で、見た目の質感もだいぶ違うようですね。特別な時用もあれば日常使いで作られたものもあり、多分○○ラインという形で分けられていたかな。デザインの変遷も面白いです。2015/06/19

智湖

29
どれも可愛くて美しいものばかり。見るだけでも幸せな気持ちになります(╹◡╹)保存版♡2019/05/01

アズル

25
図書館本。ファイヤーキングのカップ&ソーサーも載っているかしら、と思いながら読みましたが載っておらず。ガラス製だからかなぁ。載っているものは陶磁器のもの。ヨーロッパを中心にアメリカ、日本。ゴージャスやデラックスというよりも、華美という印象を受けました。ロイヤルコペンハーゲンの「ミッドサマーナイツ・ドリーム」が素敵でした。2016/04/09

ぺけぽん

25
なかなか自分の家にお迎えするのは難しい素敵なカップが勢ぞろいで、目に薬(毒ではない)でしたが、イヤーマグカップなら我家にも・・・と思って検索したら、あたりまえですがよいお値段でした(笑)でも、目の保養にはとってもいいです。幸せな一冊!2013/06/11

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