内容説明
伝統的建築、建具、家具、修復作業、墨掛け、加工…継手・組手の構造がわかる。
目次
伝統的建築に見る継手
写真で見る継手の美 伝統的建築物に使われる手法
歴史の中の継手仕口
修復作業の現場から 鎌倉瑞泉寺総門柱根継ぎ修理―100年を継ぐ手仕事
建具で使われる木組
写真で見る継手の美 建具に使われる組手の手法
家具・指物に使われる接手・組手
家具・指物の組み接ぎ
家具・指物に使われる接手・組手
匠の技が生きる町―飛騨古川町
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハパナ
1
寺社建築や建具・家具等を作る際の木組み手法の紹介本です。 個別の手法がどの建築に使われているかや、実際の工程写真に加えて建具の完成品など見所が沢山です。 表紙の車知栓継は、誰かが悪戯で引っこ抜いたらえらい事ですね。 柱根継ぎ修理の際に数十年先の新材縮みを計算して、3mm程大きく作っている所に知識の蓄積を感じました。 これらの技法を使った家でも、昨今の耐震基準を満たす建物はできるのかが気になります。 しかし、この技術。たまらん。2015/06/19
Quijimna
1
日本の大工の伝統技法のひとつ、木組み・継手と、建具などで使われる繊細な組手のテクニックを、ほれぼれする美しい実大写真とわかりやすいイラストで解説。実際の修復の工程写真なども豊富で9割カラーの贅沢な一冊。★★★☆☆2011/03/11
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