内容説明
本書は、消費者の店舗内における購買行動の分析を縦糸としつつ、今日、小売企業、製造企業、そして研究機構によって進められているところの店頭研究に関するいつくかの話題を検討・整理したものである。
目次
第1部 市場理解のための新たな視覚(マーケティングの科学化と店頭研究;業代態別マーケティングと店頭研究;店頭研究の展開方向と店舗内購買行動分析)
第2部 店舗内購買行動の分析枠組(店舗内購買行動研究の現状と課題;店舗内購買行動分析に関する既存研究のレビュー)
第3部 店舗内購買行動の分析事例(動線分析による店舗内購買行動の把握;店舗内におけるブランド選択過程―セルフ・セレクション売場における低関与製品の場合を想定して;シェルフ・ディスプレイ効果についての考察―シェルフ・ポジション効果の実証研究を中心として;購買意思決定時における広告と店頭刺激の効果;店舗内価格行動に対するTV広告の効果―新製品パッケージ・グッズの消費者価格感度に対する広告効果測定におけるPOSデータの活用;消費者情報パスと広告効果)
第4部 店舗内購買行動分析の応用(店舗内購買行動分析の小売マーケティングへの応用―特にISM概念との関連性を中心にして;店舗内購買行動分析のメーカー・マーケティングへの応用)