出版社内容情報
海外でも人気の日本の手仕事。作家や職人による伝統的な台所道具と、素材の特性に合わせた手入れのポイントを英訳付きで紹介。
漆器や竹かご、鉄のフライパン、包丁、焼き締めの器……作家や職人の手仕事による台所道具や器は、日本国内だけでなく、海外の人にも大変人気があります。
作家や職人によって一つひとつ丁寧に作られたものは、日々使い込んでいくことで味わいをなしていき、自分好みに道具を育てていくという、量産のものにはない楽しみがあります。
手作りされたものを長く使い込むためには、素材の特性に合わせたお手入れをすることが大切です。本書では、全国の人気の作り手20名余りに教わった、手入れのポイントをわかりやすく解説。使い始める前、日々のお手入れ、そして、それぞれ陥りがちなトラブルを挙げ、その予防や対処法も余すことなく紹介している、実用的、便利帳的な内容です。
持ちやすくて読みやすいハンディサイズ、英訳付き、わかりやすい写真付きで、日本を訪れる外国人をはじめ、海外在住の人へのお土産にも最適です。
【著者紹介】
日野 明子:ひとり問屋、スタジオ木瓜代表として、百貨店やショップと、作り手をつなぐ問屋業を中心に、生活に関わる日本の手仕事関連の展示や企画協力に携わる。松屋商事を経て1999年に独立し、一人で問屋業を開始。著書に『うつわの手帖1(お茶)』『うつわの手帖2(ごはん)』(共にラトルズ)、『台所道具を一生ものにする手入れ術』(小社)ほか、雑誌や新聞への寄稿も多数。
目次
木・竹の道具(川端健夫の白木の器;木屋のまな板;柴田慶信商店の曲げわっぱ ほか)
土の道具(井山三希子の粉引・白マットの器;安藤雅信の銀彩の器;山本忠正の土鍋 ほか)
金属の道具(成田理俊の鍛鉄のフライパン;及源鋳造の南部鉄器;山田工業所の中華鍋 ほか)
著者等紹介
日野明子[ヒノアキコ]
ひとり問屋、スタジオ木瓜代表として、百貨店やショップと、作り手をつなぐ問屋業を中心に、生活に関わる日本の手仕事関連の展示や企画協力に携わる。松屋商事を経て1999年に独立し、ひとりで問屋業を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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