花の七十二候―ニッポンの季節と暮らしを彩る花の文化史

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416713235
  • NDC分類 472.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

七十二候に季節の花の題材をとりあげて、季節ごとの花を古典から「花言葉」「花の名句」、美しい花のカラー写真を添えて解説。

季節を二十四節に分け、さらに一節を三つに分けると七十二候になります。つまり1年365日を5日ずつ、約1週間ごとに七十二の季節に分けることを「七十二候」と表現します。「二十四節季」は天気予報の解説でもよく出てくるようになりましたが、七十二候も知られるようになりました。本書では七十二候に季節の花の題材を当てはめて、季節ごとの花を古典から引用した「花言葉」「花の名句」、さらに美しい花のカラー写真を添えて解説したものです。中国や日本の古典を研究し、文献を調査して書かれているため、オリジナル度が高く、類書がほとんどありません。本書が出ることで、「七十二候」がさらに広まり、季節の言葉として定着すると思います。教師が国語の授業時の話題として引用したり、気象予報士のコメント・ネタとしての虎の巻としても使えます。言葉のプロ向けとしても。

立春(うめ・梅花馥郁、あしび・馬酔木壷、れんぎょう・連翹粧黄)、雨水(じんちょうげ・ふくじゅそう、しだれやなぎ)、啓蟄(もくれん、こぶし、あんず)、春分(すもも、やえのもも、さくら)、清明(なのはな、かいどう、やまぶき)、穀雨(はなみずき、ぼたん、つつじ)、立夏(きり、あやめ、やまふじ)、小満(うつぎ、そけい、せんだん)、芒種(くちなし、たいさんぼく、ひなげし)、夏至(ほたるぶくろ、あじさい、ざくろ)、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒

【著者紹介】
『ニッポンの二十四節季七十二候』『ニッポンの美しい自然と「四字熟語」』(誠文堂新光社刊)の著者。本業はデザイナーだが、古典の研究者でもある。

目次

梅花馥郁―梅花馥郁たり
馬酔木壺―馬酔木壺となる
連翹粧黄―連翹黄に粧う
瑞香伝芳―瑞香芳を伝う
金蓮貼地―金蓮地に貼る
垂柳漸緑―垂れ柳漸く緑なり
木蓮連咲―木蓮連れて咲く
木筆書空―木筆空に書する
杏花可憐―杏の花可憐なり
李花如雪―李の花雪の如し〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mana

1
72候は以前から意識して暮らすようにはしているが、中国にはさらにその候に対して、花の便りをのせて吹く風を「二十四番花信風」と定めたものがあることを初めて知った。これは、小寒から穀雨までの8つの節気に対してしかない。そこで、著者は残りの16の節気にも花信風を割り当て、日本独自の「七十二候花信風」として紹介している。72の各花にまつわる話も充実しており楽しめる。この72の花を暗記したい。2014/09/26

遠い日

1
一年の季節を24の「節気」とした、その季節の名前が大好き。ちゃんと覚えたいと思いつつ、いつまでたってもうろ覚えだ。本書はまた、その節気を各三つの候に分けて、五日毎72の季節として、花で辿る一年。花だけでなく、穂や実も花と例える。細かな季節の移ろいが、こうして提示されてみればなるほどと、頷かされる。こんなにも美しい移ろいがあったのだと改めて思う。誠文堂新光社の本らしく、写真は素晴らしい。春、夏はよく知る花も多いが秋冬の花は味わい深い。可憐で季節を身一杯で受け止める風情がいい。2013/09/24

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