出版社内容情報
小論文を書くときに押さえるべき最低限のルールを解説。読み手を納得させる方法がわかります。
小野田博一[オノダヒロカズ]
著・文・その他
内容説明
レポートを書くときに知っておくべき最低限のルール。論文を書くことは難しいことではありません。与えられた課題について、あなたが「結論として書きたいこと」を自信を持って書けばよいのです。「要するに何を言いたいのか」をはっきりと、なぜそう書くのかの理由とともに、「与えられた課題を肯定するのか、否定するのか」どちらかの立場で、読み手に伝わるように正確に、かつ丁寧に!
目次
第1章 論文は芸術作品ではない
第2章 論文では「議論」を書く
第3章 「核」を支え、論理性を示す
第4章 説得力を高める
第5章 あなた自身をアピールする
第6章 論文を正しい構成で書く
第7章 まとめの練習問題
著者等紹介
小野田博一[オノダヒロカズ]
東京大学医学部保健学科卒業。同大学院博士課程単位取得。大学院のときに2年間、東京栄養食糧専門学校で講師を務める。日本経済新聞社データバンク局に約6年勤務。ICCF(国際通信チェス連盟)インターナショナル・マスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Artemis
16
主張を明確にかく、その主張を支える意見を具体的に書き出して、さらにそれを支えるための事実で補強する。独りよがりにならずに丁寧に相手に伝わるように言葉を選ぶこと。 誤解されないように文章を書くって難しい。2021/06/20
Toshi
1
小論文は簡単と言われても俄には信じられず疑いながら読み進めたが読了後は確かに簡単そうに思えている。まずは基本的な型を覚え、自身の主張とそれを支える論拠を論理的に接続詞で繋ぐ。主張の独自性と論拠の説得力で第三者に納得感を与えれば良い。曖昧表現を排除し読者を丁寧に理解に導く。書き方を習得できれば後は日々のネタ仕込みで主張と論拠のストックを増やす。OK、これなら準備も簡単にできそう。あとは練習あるのみ。 2023/11/26
むむむ
0
日本人は感情論に陥りやすいという言説が散見され、あきあきする。 中途半端な英語圏かぶれ感が否めない。 内容に間違いは書かれていないかもしれないが、これを心に留め置かねばと思うほどのインパクトはなかった。2021/02/04