- ホーム
- > 和書
- > 趣味・生活
- > 園芸
- > フラワーアレンジメント
出版社内容情報
“どうして花は枯れてしまうのか、なぜ水揚げが必要なのか?”切り花をキレイに長く楽しむための水揚げ方法とケアについて詳しく解説
切り花が売れない不況のなか、いかに花の商品価値を上げるかが花業界関係者にとって最大の課題となっています。
なかでも、切り花の花保ちを良くする“鮮度保持”に対する関心が高まっており、市場から仕入れた後の花店店頭での水揚げ処理によって、花の鮮度が確実に違ってくることが再認識されています。
ですが、切り花の水揚げは個々の花店が経験から会得したさまざまな方法で行っており、いったいどの手法が有効なのかについては定かではなく、より効果の期待できる手法に関する情報が必要とされています。
本書は、お花屋さんのための月刊誌『フローリスト』2008年5月号から2010年4月号で連載した記事2年間をベースに、最新の研究データも加えて大幅に構成し直し、数ある水揚げの手法を網羅、1冊で水揚げと花のケアについて理解できる内容となっています。お花屋さん、フラワーデザイナー、フラワーアレンジを楽しむ一般の人まで、花に携わる人必携の1冊です。
1:水揚げ前に知っておきたいこと/切り花に関する基礎知識(呼吸と光合成、水が上がる原理、維管束)、どうして花は枯れるのか?(バクテリア、栄養不足、エチレン)、産地・流通での処理、品質保持剤の役割と違い・おすすめアイテム
2:水揚げの手法/水揚げ共通ポイント、基本の水揚げ方法(1水切り、2湯上げ、3焼く、4折る、5割る、6叩く、7外皮を剥ぐ、8逆さ水、9深水、10ミョウバン)、特殊な水揚げ方法(水が上がりにくい品目、昔ながらの手法:ハッカ油、アルコール、塩)、水揚げ後の管理(品質保持剤、水の量、エチレン、アルカリ)、お客様へのアドバイス、切り花の日保ち保証販売、実践店に学ぶ(フルーロン花佳)、品質管理チェックリスト
3:品目別水揚げ&ケア100(特徴、前処理、おすすめ水揚げ、管理)、最適水揚げ一覧表
【著者紹介】
札幌の生花店(株)花佳代表取締役。NPO法人日本切花装飾普及協会認定カットフラワーアドバイザー。第1回花のMVP大賞受賞。1980年短大卒業。1988年札幌市内の生花店に勤務したのち、1993年にフルーロン花佳を開いて独立。Club Doのキャプテンとして勉強会や生産者との交流会などを行い、切り花の水揚げと鮮度管理に関する講演や雑誌連載など、活動は多岐に渡る。
内容説明
“なぜ、水揚げが必要なのか?”―あるお花屋さんによる10年の年月をかけた研究リポートが1冊に。お花屋さん、フラワーデザイナー、花に携わるすべての人必携。
目次
1 基礎知識編・水揚げ前に知っておきたいこと(呼吸と光合成;維管束と水揚げ作業 ほか)
2 資材情報編・品質保持剤が果たす役割(「品質保持剤」のこと、教えて!;メーカーインタビュー)
3 実践編・水揚げの方法(水揚げの基本;水切り ほか)
4 品目別・おすすめの水揚げ&花のケア(アイリス;アジサイ ほか)
著者等紹介
薄木健友[ウスキタケトモ]
札幌の生花店(株)花佳代表取締約役。NPO法人日本切花装飾普及協会認定カットフラワーアドバイザー。第1回花のMVP大賞受賞。1980年短大卒業。1988年札幌市内の生花店に勤務したのち、1993年にフルーロン花佳を開いて独立。JFTD学園講師、切り花の水揚げと鮮度管理に関する講演や雑誌連載など、活動は多岐に渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
うさっぴ
Mana
うどん