アニマンラスト―アニメ・マンガ・イラストの作法

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784835456522
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0076

出版社内容情報

アニメーション作家、イラストレーター、漫画家、キャラクターデザイナーといくつもの顔を持つ著者が、自身の経験を踏まえつつ、アニメ・イラスト・漫画の描き方を絵と文で綴る本。デッサンと記号化、パース・カメラアングルのとらえ方、イメージの出し方、色や照明効果の使い方、などなどを自身のノウハウで語っていく。アニメ・イラスト・漫画を描きたいと思う人をはじめ、それらエンタメ表現が好きな人にも刺激がいっぱいの書物。


目次

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内容説明

キーイメージとデザイン、リアリティとデフォルメ、パースとアイレベル、望遠と広角の使い方、照明効果と光の序列、風景のとらえ方、構図のつくり方、人の動きの描き方。アニメーション、マンガ、イラストの各分野で活躍してきた田中達之が、これまで考えてきた自身の制作方法をインタビューと作例でつづる。

目次

1 マンガ&アニメと記号表現(マンガ、アニメの「デッサン力」;マンガ絵、アニメ絵の正体 ほか)
2 技術と表現(パースとアイレベル;キャラクター定規 ほか)
3 アニメーションとデザイン(アイディアとテーマ;イメージボードと「キー・イメージ」 ほか)
4 イメージとリアリティ(イラストと構図;照明の記号表現 ほか)
5 アニメーションと作家性(アニメ、マンガ、イラストの「違い」;個性と「タレント性」 ほか)

著者等紹介

田中達之[タナカタツユキ]
1965年福岡県生まれ。アニメーション監督、イラストレーター。CANNABIS名義も含め、アニメやゲーム関連で活躍してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

11
いろいろな視点で、アニメ・マンガ・イラストについて語られていて、作品から感じられる背景のようなものが、わかって興味深かった。個人的には、イラストがとてもいいと感じる。期せずして、パースの説明も盛りだくさんで、新しい発見もあった。2021/05/19

ソノダケン

3
大友克洋がすべてを変えた。手塚治虫すら彼の模倣者となった。しかし大友は、萌え絵だけは手をつけなかった。装飾過剰な萌え絵のフロンティアは、村田蓮爾が切り拓いた。トイレに行けない様な服、自分でセットできない様な髪型を、絵師たちは空想の少女に強制した。窮屈なニッチでの生存競争は、画一性をもたらした。アニメのスタイルは多様化した様に見えるが、いくつかの派閥があるだけで、どれも同じ文法で作られている。装飾だけが残り、作家性は死んだ。2019/10/25

おかきあげ

2
絵を描くのが好きな人間なので読んでみた なるほど、と思ったり、自分の画風をそこまで研究してるんだなぁと驚いたり、耳が痛くなったり……描いてて理屈やら見栄やらが先行してしまう瞬間があるんだけど、描いてて楽しい!って思える瞬間は記号化がバチッとハマったときだったり新しいパターンを輸入できたりしたときで 自分の美意識に則ったフェチを探して記号パターンを増やしていくってことを念頭において日々やっていきたいなと思いました。しばらく、迷ったときの道標になってくれそうな本!2020/08/16

よむこ

0
絵の描き方の本でこんなに熟読した事ない。 ちょうど自分の悩みと合致してたからなのかな、何も考えずに漠然と描きたい物を描いているから上達しないんだなと反省した。2022/02/20

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