出版社内容情報
“スーパーヒーローのお目付役兼始末屋”「ザ・ボーイズ」のクレイジーで危険な活躍を描いたアンチヒーローコミックの第3巻危険でクレイジーな“スーパーヒーローのお目付役兼始末屋”「ザ・ボーイズ」の活躍を描いたアンチヒーローコミックの第3巻。
コスチュームを着たヒーローが空を飛び、マスクをつけたヴィジランテ(自警団)たちが夜を徘徊する世界では、彼らがヤリすぎないよう誰かが見張っていなければならない。そこに登場したのが「ザ・ボーイズ」だ――ビリー・ブッチャー、ウィー・ヒューイ、マザーズ・ミルク、フレンチマン、ザ・フィーメール、彼らは今日も“スーパーヒーローどものご乱行”に目を光らせる!
【収録内容】
「Herogasm」:悪がすべての人類に牙をむく時、地球上の最強ヒーローたちが人類を守るために団結する。シビル・ウォーなどへのカウントダウンはもう避けられない。でもヒーロー・コミックブックのクロスオーバーの最中、彼らが本当は何をやっているのか、誰にわかるだろう? セブン、ペイバック、ファンタスティコ等々、地上のあらゆるヒーローが、毎年恒例の大イベントのために集まった。ヒーローの行くところに我らが「ザ・ボーイズ」あり。お楽しみが始まり、ボーイズが動きだすと、どうやらそのターゲットがいつもと少し違うらしいことが見えてくる。さらにヴォート・アメリカンの計画の進行と共に、秘密が暴かれ、血が流される。そしてあのアメリカの悲劇の背後に隠された真実がついに明らかになる。あの事件の後、残された人々にとって「ザ・ボーイズ」の世界は決して元に戻ることはない。
「The Self-Preservation Society」:多くのヒーローを叩きのめして殺す。それは「ザ・ボーイズ」の行動を阻止しようと立ち向かってきた者がいなかったからできたこと。しかし今、セブンの次に強いヒーローチームのペイバックが「ザ・ボーイズ」の前に立ちはだかる。ペイバックはティーンエイジャーのヒーローたちを相手にするのとはわけが違う。ペイバックのメンバーたち――ソルジャーボーイ、マインドドロイド、スワット、クリムゾンカウンテス、そしてナチス至上主義者ストームフロントに「ザ・ボーイズ」はどうやって戦いを挑むのか? 血潮が飛び散り、骨が砕かれ、ブッチャーたちは攻撃に次ぐ攻撃に見舞われる。最後に、ヒューイが聞き役となって、マザーズ・ミルク、フレンチ、フィーメールのオリジン・ストーリーが語られる。そこでヒューイが知るのは、まったく異なる3人が、ハーレムの悲劇からブルックリン・ブリッジの大虐殺、セント・ホーホー祭りから東京の地下での恐怖など、奇妙な成り行きによって「ザ・ボーイズ」に参加することになった経緯――それは狂気の光揺らめく発見の旅だった。
本書は人気シリーズ『ザ・ボーイズ』全12巻のうち、「vol.5:Herogasm」と「vol.6:The Self-Preservation Society」を合本した翻訳版です。
ガース・エニス[ガース エニス]
著・文・その他
ダリック・ロバートソン[ダリック ロバートソン]
イラスト
ジョン・マクリア[ジョン マクリア]
イラスト
キース・バーンズ[キース バーンズ]
イラスト
カルロス・エズキエラ[カルロス エズキエラ]
イラスト
トニー・アヴィーナ[トニー アヴィーナ]
著・文・その他
椎名ゆかり[シイナ ユカリ]
翻訳
内容説明
『ヒットマン』や『Preacher』など数多くの人気作を世に出しているガース・エニスと、『Transmetropolitan』のダリック・ロバートソンがタッグを組んだヒットシリーズ『ザ・ボーイズ』の翻訳版第3巻が早くも登場!本書は、危険でクレイジーな“スーパーヒーローのお目付役兼始末屋”「ザ・ボーイズ」の活躍を描いた人気のアンチヒーローコミック全12巻のうち、「vol.5:Herogasm」と「vol.6:The Self‐Preservation Society」を合本した翻訳版です。
著者等紹介
エニス,ガース[エニス,ガース] [Ennis,Garth]
コミックライター。北アイルランド生まれのアメリカ人。イギリスでデビューした後、アメリカで数々のヒット作を生み出す。『Preacher』と『Hellblazer』ではアイズナー賞ベスト・ライター部門を複数回受賞している
ロバートソン,ダリック[ロバートソン,ダリック] [Robertson,Darick]
コミックアーティスト。DCコミックスとマーベルの両方で数多くの有名キャラクター作品を手掛ける
椎名ゆかり[シイナユカリ]
米国オハイオ州ボーリング・グリーン州立大学大学院ポピュラーカルチャー専攻修士課程修了。英語圏のコミック翻訳者、ライター。平成23~25年度、文化庁芸術文化課研究補佐員。東京藝術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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