出版社内容情報
五感って何? 感じるってどういうこと? 目、耳、鼻、舌、皮ふなどはどのようにはたらくのか。感覚器官のしくみがよくわかる一冊。
私たちは普段何気なく、見たり、聞いたり、匂いを嗅いだりして生活していますが、この生まれつきもっている感覚とはどのようなものなのでしょうか。
よく「五感」(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)ということを耳にしますが、いったい何をどのように感じて脳に伝えているのでしょうか。
本書は、目や耳、鼻、舌、皮ふといったヒトがもつ感覚器官のはたらきやしくみについて、イラストを使って詳しく解説しています。
五感だけではなく、そのほかの感覚器官にも触れ、動物との違いや五感を生かした工学技術などについても紹介します。
感じるしくみがまるごとわかる一冊です。
【著者紹介】
坂井 建雄:順天堂大学医学部教授。医学博士。専門は、解剖学、医学・解剖学史。1953年大阪府生まれ。東京大学医学部卒、ハイデルベルグ大学研究員、東京大学医学部助教授を経て、現職。
目次
序章 「五感」ってなに?―「脳」と「感覚」の深い関係
第1章 なぜ「見る」ことができるの?―視覚
第2章 なぜ「聞く」ことができるの?―聴覚
第3章 なぜ「かぐ」ことができるの?―嗅覚
第4章 なぜ「味わう」ことができるの?―味覚
第5章 なぜ、さわると感じるの?―皮膚感覚
第6章 五感以外の感覚―深部感覚、内臓感覚、平衡覚
著者等紹介
坂井建雄[サカイタツオ]
1953年、大阪府生まれ。1978年、東京大学医学部卒業後、ハイデルベルグ大学研究員、東京大学医学部(解剖学)助教授を経て、順天堂大学医学部解剖学・生体構造科学講座教授。医学博士。専門は解剖学、細胞生物学、医学史。専門書だけではなく一般向け書籍まで多数
山村紳一郎[ヤマムラシンイチロウ]
1956年、東京都生まれ。東海大学海洋学部卒業。雑誌記者、カメラマン等を経て、サイエンスライターとして科学技術や科学教育分野の執筆活動に従事する。雑誌や書籍の執筆のほか、科学イベントの主宰、テレビの科学番組の監修なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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