出版社内容情報
世界でもっとも愛されている野菜、じゃがいも。南米・ペルーからヨーロッパ、アジアへ。各国の郷土色あふれるじゃがいも料理を紹介。
世界でもっとも愛され、食べられている野菜といえば「じゃがいも」。南米・アンデスで生まれたこの野菜は、新大陸発見とともにヨーロッパに渡り、アジアへと広まりました。荒れた土地でも育ち、収穫が早く、しかも栄養が豊富。決して派手な存在ではないけれど、ある国では主食として、そしてそれぞれの国で食卓になくてはならない食材として確固たる地位を築いています。そんなじゃがいものルーツをたどりながら、各国の郷土色あふれるじゃがいも料理を紹介します。
日本で評判の高い各国の専門料理店のシェフや料理研究家による多彩なじゃがいもレシピを美しい写真とともに収録。現地で欠かせない食材や調味料、またその料理のルーツや名前の由来など、背景にあるストーリーも紹介します。
現地取材も豊富。じゃがいもの種類が300種とも4000種ともいわれる原産国ペルーでは、年に一度のじゃがいも祭りを取材。ペルーからヨーロッパに最初にじゃがいもが渡ったとされるスペイン、ポルトガル。じゃがいもを主食といってよいほどよく食べるポルトガルでは、市場や家庭のじゃがいも料理を取材。また、じゃがいもで食糧難を乗り切ったアイルランドでは、じゃがいも農家取材と、パブやレストランのじゃがいもの付け合わせのスタイルなどを紹介。すべてのじゃがいもラバーに捧ぐ、じゃがいも料理本の決定版。
【1】アンデス ルーツをさぐる
じゃがいものきた道
ペルーのじゃがいも祭り
ペルーのじゃがいも料理
【2】ヨーロッパ
スペイン、ポルトガル
アイルランド
ドイツ、イタリア、フランス、オランダ、スウェーデン、ベラルーシ、チェコ、ポーランド
【3】地中海沿岸、アフリカ
ギリシャ、チュニジア、モロッコ、東アフリカ
【4】アジア
北海道のじゃがいも種類図鑑
日本の郷土料理
インド、中国、韓国
<コラム>世界の肉じゃが、マッシュポテトの奥深い世界、フライドポテトのソースお国自慢、世界一辛いじゃがいも料理ほか
内容説明
世界中の食卓で愛されているじゃがいも。紀元前に南米アンデスで生まれ、16世紀にヨーロッパへ渡り、世界各地へと広まっていきました。どんな土地でも豊かに育ち、おいしくて栄養豊富。いつも人々の味方だった強くて優しい野菜。そんな愛すべきじゃがいもが、世界各地でどのように料理されているのか、伝統料理を中心に各国料理のシェフ、料理研究家のみなさんに教えていただきました。ペルー、ポルトガル、アイルランドの現地取材や、じゃがいもにまつわるさまざまなエピソードも満載です。
目次
1 アンデス(ペルー)
2 南・西ヨーロッパ(スペイン;ポルトガル ほか)
3 北・東ヨーロッパ(スウェーデン;ベラルーシ ほか)
4 アフリカ(モロッコ・チュニジア;東・中部アフリカ)
5 アジア(インド;中国 ほか)
感想・レビュー
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seacalf
あたびー
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
たまきら
Rie