世界のじゃがいも料理―南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ

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世界のじゃがいも料理―南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ

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  • サイズ B5判/ページ数 223p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784416615935
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C2077

出版社内容情報

世界でもっとも愛されている野菜、じゃがいも。南米・ペルーからヨーロッパ、アジアへ。各国の郷土色あふれるじゃがいも料理を紹介。

世界でもっとも愛され、食べられている野菜といえば「じゃがいも」。南米・アンデスで生まれたこの野菜は、新大陸発見とともにヨーロッパに渡り、アジアへと広まりました。荒れた土地でも育ち、収穫が早く、しかも栄養が豊富。決して派手な存在ではないけれど、ある国では主食として、そしてそれぞれの国で食卓になくてはならない食材として確固たる地位を築いています。そんなじゃがいものルーツをたどりながら、各国の郷土色あふれるじゃがいも料理を紹介します。
日本で評判の高い各国の専門料理店のシェフや料理研究家による多彩なじゃがいもレシピを美しい写真とともに収録。現地で欠かせない食材や調味料、またその料理のルーツや名前の由来など、背景にあるストーリーも紹介します。
現地取材も豊富。じゃがいもの種類が300種とも4000種ともいわれる原産国ペルーでは、年に一度のじゃがいも祭りを取材。ペルーからヨーロッパに最初にじゃがいもが渡ったとされるスペイン、ポルトガル。じゃがいもを主食といってよいほどよく食べるポルトガルでは、市場や家庭のじゃがいも料理を取材。また、じゃがいもで食糧難を乗り切ったアイルランドでは、じゃがいも農家取材と、パブやレストランのじゃがいもの付け合わせのスタイルなどを紹介。すべてのじゃがいもラバーに捧ぐ、じゃがいも料理本の決定版。

【1】アンデス ルーツをさぐる
じゃがいものきた道
ペルーのじゃがいも祭り
ペルーのじゃがいも料理
【2】ヨーロッパ
スペイン、ポルトガル
アイルランド
ドイツ、イタリア、フランス、オランダ、スウェーデン、ベラルーシ、チェコ、ポーランド
【3】地中海沿岸、アフリカ
ギリシャ、チュニジア、モロッコ、東アフリカ
【4】アジア
北海道のじゃがいも種類図鑑
日本の郷土料理
インド、中国、韓国
<コラム>世界の肉じゃが、マッシュポテトの奥深い世界、フライドポテトのソースお国自慢、世界一辛いじゃがいも料理ほか

内容説明

世界中の食卓で愛されているじゃがいも。紀元前に南米アンデスで生まれ、16世紀にヨーロッパへ渡り、世界各地へと広まっていきました。どんな土地でも豊かに育ち、おいしくて栄養豊富。いつも人々の味方だった強くて優しい野菜。そんな愛すべきじゃがいもが、世界各地でどのように料理されているのか、伝統料理を中心に各国料理のシェフ、料理研究家のみなさんに教えていただきました。ペルー、ポルトガル、アイルランドの現地取材や、じゃがいもにまつわるさまざまなエピソードも満載です。

目次

1 アンデス(ペルー)
2 南・西ヨーロッパ(スペイン;ポルトガル ほか)
3 北・東ヨーロッパ(スウェーデン;ベラルーシ ほか)
4 アフリカ(モロッコ・チュニジア;東・中部アフリカ)
5 アジア(インド;中国 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seacalf

59
むふう、これは美味しそうだこと。世界中のじゃがいも料理の紹介だけでなく、各国のお国柄を感じさせるエッセイと紹介写真もたっぷり。ヴィシソワーズが実はニューヨーク生まれだったり、腸詰めならぬ胃詰めソーセージを紹介していたり、マリー・アントワネットの帽子や髪飾りにじゃがいもの花を飾らせ人気に一役買わせたりと各国のこぼれ話が面白くて上質な旅番組を見ているような気分。アイルランド料理は殆ど食べたことがあった。ベラルーシ料理がとても美味しそうなので『ミンスクの台所』に行ってみたい。世界は広い!食べたい料理も沢山!2021/01/23

あたびー

41
じゃがいも料理、奥深し!原産地ペルーのじゃがいも、品種半端なし!じゃがいも料理のレシピはシンプルで作りやすいものが多く、やはりじゃがいもは民衆の味方であると思える。ポテトサラダひとつとっても各国の色が出ている。そして作りやすそうに思える。難点は、図書館で借りてみて本書を欲しいと思ったものの、古書価格が高騰して新刊より千円以上する。電書で買うべきか。悩む🤔2025/02/24

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

32
妹家族が育てたじゃがいもで、美味しい料理を!世界に羽ばたく様に。の一言から手に取る一冊。まずはドイツ料理のカルトッフェルザラト、カルトッフェルン、基本のジャーマンポテトを習得しよう。アイルランドのクラムチャウダー、フランスのポテト料理の麗しい事。。貴婦人に変身!牛肉赤ワイン仕立てにグラタンドフォノア。ヴィシソワーズもね。イタリアのニョッキ!ジェノベーゼ!魚と芋トマトのオーブン焼き。ギリシャのムサカの芋と茄子ひき肉重ね焼きに涎が。ベルラーシの芋と茸の重ね焼きバブカ、モロッコのタジン鍋も食べたい。幸せ。2017/03/28

たまきら

29
じゃがいもの歴史に忠実な流れで紹介されているのが楽しい、旅行している気持ちになれる美しいレシピ本です。原産国の美しい風景や面白い在来種に満ちた市場の写真にウキウキしました。スペインやポルトガルも良かったけれど、なんといっても書いた人の情熱を感じたのがアイルランド!しかもすごく美味しそうで、北海道の人が「いや、別に同じ品種を関東で作っても同じ味にはならないよ?」と語るそのまんまでアイルランドのジャガイモを自慢しているのが微笑ましかった。ギリシャのタラモ、恥ずかしながら知らなかった!学ぶことが多い本です!2019/05/22

Rie

25
じゃがいもが好き。レシピ本ではあるけれど目から胃袋を満たすくらい美味しそうなじゃがいも料理たち。カタカナの料理名は覚えられないけれど、タラとじゃがいもの組み合わせっていいかも。簡単な材料でできるモノは試したい。あとはもう誰か作ってくれないだろうか。2015/04/25

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