探検家の日々本本

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344027237
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

古今東西の文芸作品から国内外の骨太ノンフィクションまで、様々な書物を通して探検家はひたすら考える、「なぜ、探検をするのか―」。数多のノンフィクション賞を受賞した探検家の、爆笑にして深遠なエッセイ。

目次

日々本本1 小説篇1(三大北壁と子供と母と男と女―金原ひとみ『マザーズ』を読む;就活とフェイスブックに見る現代の優しさ―伊藤計劃『ハーモニー』を読む;表現者の宿業―サマセット・モーム『月と六ペンス』を読む;同一条件下における状況と状況のすれ違い―中島京子・『小さいおうち』を読む)
日々本本2 ノンフィクション海外篇(お願い!サードマン―ジョン・ガイガー『奇跡の生還へ導く人』を読む;山のジャンル化、マニュアル化―ジョン・クラカワー『空へ』を読む;はるか遠くの大いなる孤独のなか―ジョーゼフ・キャンベル、ビル・モイヤーズ『神話の力』を読む;私が探検家を名乗るわけ―ショーン・エリス、ペニー・ジューノ『狼の群れと暮らした男』を読む)
日々本本3 ノンフィクション国内篇(旅に向かわせた一冊―高野秀行『西南シルクロードは密林に消える』を読む;恥ずべき原点―金子民雄『東ヒマラヤ探検史』を読む;予断について・私的ノンフィクション考1―増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を読む;超人ウエムラの秘密―植村直己『北極圏一万二千キロ』を読む;事実を捕まえる・私的ノンフィクション考2―井田真木子『同性愛者たち』(『井田真木子著作撰修』)を読む)
日々本本4 小説篇2(雨の西落合付近―町田康『告白』を読む;六道輪廻をゆく―辻邦生『西行花伝』を読む;神なき土地へ―コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』を読む)

著者等紹介

角幡唯介[カクハタユウスケ]
1976年北海道生まれ。ノンフィクション作家、探検家。早稲田大学探検部OB。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』(2010)で第8回開高健ノンフィクション賞、第42回大宅壮一ノンフィクション賞、第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞、『雪男は向こうからやって来た』(2011)で第31回新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』(2012)で第35回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

55
読書家である。あれだけの文章を書くのだから納得だが、読メの超読書家の皆さんに全然ひけをとらない。中毒と言っていい。探検家でなかったとしても、この130冊は普通に的確な書評だ(私の読書傾向と似通っているは不思議だが)。しかし読み方が決定的に私なぞとは違っていて嫉妬を感じる。それは北極圏で「白鯨」を、チベットのツァンポー渓谷で死と直面しながら「月と六ペンス」を読んでいるからだけではない。「マザーズ」も「小さいおうち」も「ハーモニー」も「西行花伝」も、全て角幡さんの生き方=探検=自らの身体を自然という制御でき↓2016/02/21

ヨクト

30
「空白の五マイル」著者の読書・探検エッセイ。結構角幡さんと読書好みの傾向が似ているようだ。特にコーマック・マッカーシーを挙げているあたりは流石です。しかも最後を飾ってる。ただ、ぼくには無くて、角幡さんの羨ましいところは、生への欲求という部分で、探検での経験による昇華ができていることだ。読む→体験→読む→昇華というプロセスが非常に羨ましい。極限状態の中、ただ文字に触れたいという状況で読書してみたいものだ。2015/03/19

T2y@

24
極所での探検は、時に天候等により長期の待機を求められ、読書強制的状況が派生すると言う。 …が、時間潰しの読書では無い事が、纏められた書評からヒシヒシと伝わってくる。選書はネイチャー、ノンフィクションがやはり多いが、文学・私小説もセレクトされてて、振り幅が楽しかった。 まさかの『苦役列車』も。このラインナップに入っていると俄然読みたくなって来る不思議。2015/12/23

たみ

21
スポンサー拒否、資金は自分で稼ぐ派の探検家:角幡唯介氏の読書感想本。ネット連載されていた「幻冬舎plus:探検家の日々ボンボン」と、個人ブログの内容を収録。16冊の感想が主ですが、約130冊の和書と、5冊の洋書の題名が出てきます(書名索引あり)。「本好きかつ旅好きな人」の著作は面白いと常日頃から感じていますが、今回で確信を深くしました。稀有な体験をした人が感想を書くとこうなっちゃうのか。中島京子氏の[小さいおうち]なんて、著者が雪崩にまきこまれた体験から始って感想に繋げてしまう離れ業。ツアンポー話も多数。2015/02/23

ふぇるけん

20
探検家&ノンフィクション作家の角幡氏の書評エッセイ。本のチョイスも独特で良かったのだが、著者の読書体験を辿っていくと、なんだか人並みの生活を送っている自分が人生を浪費しているように思えてしまって困る。たぶん著者に比べると『生』の感覚が相当鈍っているんだろうなぁ。。。あと、随所に登場する奥様との駆け引きが微笑ましい。2016/04/27

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