出版社内容情報
“見たことのない花ばかり”――チューリップやユリだけじゃない原種系球根植物の魅力をまとめた一冊。250属1000種を収録。
ガーデニングには欠かせない球根植物ですが、最近特に原種系の品種が人気を集めています。色とりどりの園芸品種のルーツとなっているのが原種系品種です。草丈が低く場所をとらず、病気に強く植えっぱなしでも毎年花を咲かせる手のかからなさと野性味あふれる花の魅力が支持されています。
本書は、そんな原種系球根花の品種と育て方について詳しく解説。
入手の難易度によってグループ分けされた250属1000種以上もの品目を美しい写真と懇切丁寧な解説で紹介していきます。また、品種の紹介や栽培法だけでなく、球根の植物学や増殖・育種や寄せ植えの楽しみ方までを網羅、一冊で原種系球根のすべてがわかる構成となっています。
*球根栽培のバイブルとして活用している読者が数多くいる、35年前に刊行したガーデンシリーズ『球根植物』をベースにしつつ、最新の情報(品種、栽培法)をプラスし、大幅に再構成しました。
序章:球根植物の過去・現在・未来
第1章:球根植物ガイダンス 球根のやさしい植物学(球根植物をひもとく/鱗茎・球茎・塊茎・塊根) 球根の栽培管理(栽培管理/殖やし方/実生のしかた/病虫害対策)、誰にでもできる球根植物の品種改良、球根植物のふるさと
第2章:球根類の種類と栽培の要点 (?Tグループ 入手しやすく魅力にあふれた球根・?Uグループ やや特殊で注目されている球根
第3章:原種系球根の魅力&楽しみ方 プラントハンティングの魅力?珍しい球根植物を探し求めて…ジャニス・ラクサンス、南アフリカのミステリーバルブ?アマリリス パラディシコラ…グラハム・ダンカン エンジョイプランティング~球根の寄せ植えアイデア~
第4章:資料編 世界の原種系球根希少品種リスト 品種名索引 球根植物の入手先情報、参考文献、各国の代表的な協会ほか *巻頭の祝辞と各論の一部はブライアン・マシュー氏が執筆を担当。 ●紹介する植物:第3章
?Tグループ
(Achimenes,Acis,Agapanthus,Allium,Alstroemeria,Amaryllisbelladonna,Anemone,Begonia(Tuberous),Caladium,Canna,Colchicum,Crinum,Crocus,Curcuma,Cyclamen,Dahlia,Erythonium,Freesia,Galanthus,Gladiolus,Gloxinia,Habranthus,Haemanthus,Hemrocallis,Hippeastrum,Hyacinthella,Hyacinthoides,Hyacinthus,Iris,Lachenaria,Lilium,Lycoris,Muscari,Narcissus,Nerine,Ornithogalum,Oxalis,Ranunculus,Rhodohypoxis,Scilla,Sternbergia,Tulipa,Zantedeschia,Zephyranthes)
?Uグループ
(Acidanthera,Albuca,Alocasia,Ammocharis,Amorphophallus,Androcymbium,Arisarum,Arissaema,Arum,Babiana,Bellevalia,Bessera,Bletilla,Bloomeria,Bomarea,Boophone,Brimeura,Brodiaea,Brunsvigia,Bulbinella,Calochortus,Calydorea,Camassia,Chasmanthe,Chionodoxa,Clivia,Conanthera,Corydalis,Cyanella,Cybistetes,Cypella,Cyrtanthus,Daubenya,Dichelostemma,Empodium,Eranthis,Eremurus,Eucharis,Eucomis,Eucrosia,Ferraria,Fritillaria,Galaxia,Galtonia,Geissorhiza,Gethyllis,Globba,Gloriosa,Habenaria,Hedychium,Herbertia,Hermodactylus,Hesperantha,Hessea,Homeria,Hymenocallis,Incarvillea,Ipheion,Ismene,Ixia,Ixiolion,Kaempferia,Lapeirousia,Leontochir,Leucocoryne,Littonia,Manfreda,Massonia,Melasphaerula,Milla,Mirabilis,Moraea,Notholirion,Nothoscordum,Paramongaia,Pasithea,Phaedranassa,Phycella,Placea,Polianthes,Pseudsgaltonia,Pushkinia,Rauhia,Rhodophiala,Romulea,Roscoea,Sandersonia,Scadoxus,Schizostylis,Scillanatalensis,Sisyrinchium,Sparaxis,Sperekelia,Spiloxene,Stenomesson,Streptanthera,Strumaria,Tecophilaea,Tigridia,Tritonia,Tropaeolum,Tulbaghia,Ungernia,UrceolinaVeltheimia,Watsonia,Worsleya,Wurmbea,Zephyra)
【著者紹介】
椎野 昌宏:横浜市在住、現在日本花菖蒲協会(The Japan Iris Society)会長、横浜さくらそう会会長、日本ベゴニア協会理事。商社駐在員として長年海外に勤務した経験から、植物をグローバルな視点でとらえ、『世界のアイリス』『世界のプリムラ』『朝顔百科』『ベゴニア百科』(誠文堂新光社)の共編(分担執筆を含む)を行う。
内容説明
チューリップやユリだけじゃない、球根植物250属1000種。原種系球根植物の魅力を一冊にまとめました。
目次
序章 球根植物の過去、現在、未来
第1章 球根植物ガイダンス(球根のやさしい植物学―球根植物をひもとく・鱗茎・球茎・塊茎・根茎・塊根;球根の栽培管理―栽培管理・殖やし方・実生のしかた・病虫害対策;誰にでもできる球根植物の品種改良;球根植物のふるさと)
第2章 球根類の種類と栽培の要点(1グループ 入手しやすく魅力に溢れた球根;2グループ やや特殊な注目されている球根)
第3章 原種系球根の魅力&楽しみ方(プラントハンティングの魅力―珍しい球根植物を探し求めて;南アフリカのミステリーバルブ―アマリリス・パラディシコラ;エンジョイプランティング―球根の寄せ植えアイデア)
第4章 資料編―原種系球根植物‘珍しい種’、‘変わった種’学名・和名リスト
著者等紹介
椎野昌宏[シイノマサヒロ]
現在日本花菖蒲協会(The Japan Iris Society)会長、横浜さくらそう会会長、日本ベゴニア協会理事
小森谷慧[コモリヤサトシ]
球根、宿根草を専門に扱う(株)小森谷ナーセリーを経営。10代の頃から球根植物の特に育種に興味を持ち1962年、20歳の時に作出したグラジオラスで西ドイツ、ハンブルグの国際園芸展で銀賞を受賞、これを契機に球根の育種、生産、卸販売を手掛け、南枝夫人との共同経営の下、現在日本における球根業界の代表的存在となる。早くから、世界各国の球根専門家や園芸商との強い関係を生かし新種の導入や情報の取得に取り組み、1980年代から1990年代にかけ約15年間、日本経済新聞の園芸欄を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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tokkun1002
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