いま飲みたい“活きたワイン”の生産者を訪ねて ヴァン・ナチュール自然なワインがおいしい理由

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416613597
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C2077

出版社内容情報

ヴァンナチュール(ナチュラルなワイン)の人気を定着させた「FESTIVIN」が、注目のワインと醸造家を、現地取材を交えて紹介

ワインバーやレストランでジワジワ人気が上がっているヴァン・ナチュール(ナチュラル・ワイン)。日本語に訳せば“自然に造ったワイン”という意味だが、実は厳密な定義はないという。それならば実際に造っている人を訪ねて、生産者の言葉で語ってもらおうと企画されたのが本書。
ヨーロッパを中心にのべ1年にわたる取材の末に見えてきたのは、十人十色のワイン造りがあること。そんななかで共通するのは、自然に敬意を払って葡萄を育て、そのすべてをワインに詰め込むべく、できる限り「何も足さない」「何も引かない」醸造方法に真剣に取り組む生産者たちの姿。栽培では化学合成された肥料、除草剤、殺虫剤、醸造では培養酵母、酵素、SO?(二酸化硫黄)などのケミカルなものに極力頼らないワイン造りは、微生物汚染や酸化の危険と隣り合わせの綱渡りではあるけれど、努力を惜しまず造りあげたワインには、単なる飲み物にとどまらない、心踊る個性がある。従来型のワインに、大量生産の工業製品のようなものが多いなか、ヴァン・ナチュールは手仕事のクラフツといえるかもしれない。ワイン造りを通して自らの人生を語ってくれたのは、ヨーロッパを中心に74人の生産者。 
さらに2010年から恒例となった、ヴァン・ナチュールのお祭りFESTIVIN(フェスティヴァン。代表・勝山晋作・ワインバー<祥瑞><楽記>店主)・スタッフによる座談会、<チーム・フェスティヴァン>としてこのイベントに料理を提供するレストラン、ワインバーからのメッセージ、ヴァン・ナチュールが買える店、飲める店も多数収録している。

・ヴァンナチュールってどんなワイン?
・フランス各地の生産者を訪ねて
・ヴァンナチュールの父、マルセル・ラピエールのこと
・フランスのヴァンナチュールと生産者紹介
・イタリア、オーストリア、日本のヴァンナチュールと生産者紹介
・ソムリエに聞く、ヴァンナチュールの魅力
・ヴァンナチュールが飲める店、買える店

【著者紹介】
ワイン専門誌、ライフスタイル誌などを中心に執筆するワインと食のライターで、FESTIVINのスタッフ。監修はFESTIVIN実行委員会が務めた。

内容説明

いま注目されている、自然なワイン、ヴァン・ナチュール。できる限り何も足さない、何も引かない。自然の法則に逆らわず造られる、葡萄のエキスそのものの味わいです。ヴァン・ナチュールはどのように生まれるのか、造り手はどのような思いを込めているのか。魅力あふれるワインとその造り手を現地に訪ねたルポルタージュ。巻末に「ヴァン・ナチュールが買える店、飲める店」リスト付き。

目次

FRANCE(ボジョレ;ブルゴーニュ;ロワール;アルザス ほか)
フランス以外(AUSTRIA;ITALY;JAPAN)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろ

1
ビオディナミで作られたワインを最初飲んだときは何がいいかよく分からなかったが、今では買うワインの半分ぐらいは自然派のワイン。マルセル・ラピエールのボージョレが飲みたい。本を読んだだけでは味が全く想像がつかないから、確認のためいっぱい飲んでしまいそう。2014/10/23

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