タイポグラフィの基礎―知っておきたい文字とデザインの新教養

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 217,/高さ 30cm
  • 商品コード 9784416610220
  • NDC分類 727.8
  • Cコード C3570

内容説明

効果的に文字を配列するためには、どのフォントを選び、どのように組めばいいのか?和文から欧文まで各分野の第一人者を執筆陣に迎え、タイポグラフィの背景や考え方を理解するための基礎をまとめた決定版。

目次

第1章 タイポグラフィの歴史(漢字の発明と発展;仮名の誕生 ほか)
第2章 タイポグラフィを構成するもの(嵯峨本―活字による写本の継承;金属活字―単純だが深遠なノウハウが隠されている ほか)
第3章 タイポグラフィのしくみ(活字の単位;紙の半型と規格 ほか)
第4章 文字とコンピュータ(日本語の句読法;画面に文字が表示されるまで―文字を扱うコンピュータの仕組み 入門篇 ほか)

著者等紹介

小宮山博史[コミヤマヒロシ]
1943年東京都生まれ。佐藤タイポグラフィ研究所代表。専門分野は、書体デザイン、書体史研究、レタリング教育。現在いくつかのデザイン学校の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikada

12
ありとあらゆる制作物のタイポグラフィの歴史と理論がまとまった一冊。「ブックデザイン」の節の谷崎潤一郎の説が興味深かった。いわく、(縦書きの)日本語は上から下に読み下すから、洋書のように縦長の判型の本は行が長くなりすぎて読みにくい。だから横長の判型にして行を短くすべきだ、とのこと。この理屈だと、2段組、3段組の本は読みやすさを多少なりとも担保しようとした構成だと言える。2025/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/638470
  • ご注意事項

最近チェックした商品