中世修道院の食卓―聖女ヒルデガルトに学ぶ、現代に活きる薬草学とレシピ

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中世修道院の食卓―聖女ヒルデガルトに学ぶ、現代に活きる薬草学とレシピ

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416522905
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C2077

出版社内容情報

現代にも通じる、中世の修道女ヒルデガルトの養生食

12世紀ドイツで活躍した修道女、聖ヒルデガルト・フォンビンゲン。彼女の健康学やレシピは、時を超えてドイツをはじめヨーロッパ各地で再注目されていて、日本でも知名度が上がってきています。本書は、長年ヒルデガルトのレシピを研究する、ドイツ料理レストラン「ツム・アインホルン」野田浩資シェフによる『ドイツ修道院のハーブ料理』(2016年)の待望の第2弾です。
まだ病院もなかった時代、修道院は農作業や食品加工の場であり、育てた多数の薬草を修道女が調合する薬局でもありました。ヒルデガルトは、食材の選び方、その調理法、加工法の研究を重ね、人間の体にどのような効果があるか、害がないか、どうしたらよりおいしく食べることができるかを説いてきました。その知恵は、豊かになりすぎた食生活やストレスの多い生活で健康に不安を持つ現代人に、大きく響くものがあります。
今回は、「聖ヒルデガルトの料理研究会」主宰者で、野田シェフとの食事会イベントを企画開催しているアロマテラピストの飯嶋慶子氏との共著となっており、飯嶋氏の現地レポートを加えています。飯嶋氏が現地のヒルデガルトセミナーなどで体験したメニューも、シェフによって再現、レシピを掲載しています。
前著同様、ヒルデガルトによる食材の意味や効果をクローズアップし、現代の食卓に生かせるレシピが満載です。近年日本でもブームになりつつある、ヒルデガルトが特に大切にした食材「スペルト小麦(古代小麦)」を使ったレシピも多数紹介しています。

■contents
Part1 聖ヒルデガルトの食の教え

Part2 スープ料理
スペルト小麦とアーモンドのスープ/ボルシチスープ アーモンド風味/ビーツのクリームスープ ペニーロイヤルミント風味/りんごと根セロリのスープ/栗とフェンネル、野菜のクリームスープほか…

Part3 野菜料理
温製フェンネルと根セロリのサラダ/スペルト小麦とビーツとりんごのサラダ/野菜の盛り合わせ ヒルデガルトのヨーグルトソース/栗とフェンネルのテリーヌ〝偽りのウサギ?/フェンネル、オレンジ、アーモンドのサラダほか…

Part4 魚料理
メバルのバジルクリーム風味/魚のハンバーグ/ニジマスのムニエル アーモンド風味/メバルの香味ゆで ヒルデガルト風オランデーズソース/タラの香味ゆでグラタン 細切り野菜添えほか…

Part5 肉料理
チキンレバー団子 グリーンソース/骨付き仔羊のコートレット にんじんの甘煮添え/チキンのハンバーグ 山羊のクリームチーズ入り/ターキー胸肉のロースト 栗とりんご詰めほか…

Part6 デザート
りんごの煮込みタルト詰め/カイザーシュマーレン/りんごのタルト チューリッヒ風/ダークチェリーのシュトルーデル/さくらんぼのタルト/栗のピラミッド/シュワルツワルドのダークチェリーケーキほか…

内容説明

中世の修道士が研究した健康医学と食文化。その大きな功績のひとつを作った12世紀ドイツの修道女、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの教えとレシピをご紹介します。季節や体調に合わせて、素材の特性を考え、ハーブやスパイスをふんだんに使って作られる健康料理は、現代の私たちの食卓に生きるヒントがたくさんあります。現地レポート「ヒルデガルト式断食セミナー」や、「ヨーロッパの歴史的修道院」ガイドも掲載。

目次

1 聖ヒルデガルトの食の教え
2 スープ料理
3 野菜料理
4 魚料理
5 肉料理
6 デザート

著者等紹介

野田浩資[ノダヒロシ]
東京・六本木一丁目にあるレストラン「ツム・アインホルンzum Einhorn」シェフ。ドイツをはじめ、ヨーロッパ各国で修業を重ね、帰国後、1994年にレストランをオープン。伝統料理やドイツ直送の季節の味を求めて、在日のドイツ人も足繁く通い、「日本でドイツの食文化をもっとも感じさせる店」と高く評価されている。アートに造詣も深く、店内に国内外のアーティストの作品を展示したり、音楽会を催すなど、文化活動にも力を入れている。講演やテレビ出演も行う

飯嶋慶子[イイジマケイコ]
聖ヒルデガルト料理研究会主宰。ロンドン・スクール・オブ・アロマテラピー・ジャパンにてアロマセラピストの資格を取得後、アロマセラピストとして活動。後にアロマテラピーやハーブ療法関係の書籍の翻訳を行う。訳書に『聖ヒルデガルトの治療学』、『ハーバル・アンチバイオティクス』、『6週間のハーブ解毒プラン』(フレグランスジャーナル社)、『Tree Medicineくすりになる木』(BABジャパン)など多数。2016年には米ドキュメンタリー映画『型破りな神秘家 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン』の字幕翻訳にも関わる。2011年より野田シェフと共に聖ヒルデガルトの食の教えを広めるべく、ヒルデガルト料理を食べる食事会を定期的に開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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榊原 香織

60
12cドイツの修道女 アロマセラピーの祖みたいな人ですね。 現代でも彼女のレシピは生きてるようで スペルト小麦、フェンネル、マルメロが重要  ローフードには反対らしい 写真もきれいだし興味深かったです。レシピはたぶん作らない2023/02/11

MASA123

9
Wikipediaによると、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098年-1179年)は、中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長であり神秘家、作曲家。女性の教会博士。医学・薬草学に強く、ドイツ薬草学の祖とされ・・・と記載がある。本書は12世紀のドイツの修道女ヒルデガルドの料理レシピ本。著者の野田氏はドイツ料理店オーナーシェフで、飯島氏はヒルデガルド料理研究家。12世紀から伝わる健康によさそうな料理は。スペルト小麦とか入手が難しそうな食材があるので簡単に作れないが、ながめるだけで愉しい。 2024/03/15

aof

3
ヨーロッパにおける修道院のあり方とか存在感に興味がある。地域において教養とか知恵の集積所みたいなところだったのかな。レシピはどれも美味しそうだけど、近所のスーパーに売ってるもので手軽に作れそうなものが少なくてめげそう。。2023/03/17

バーベナ

2
12世紀ドイツ。修道女:ヒルデガルドのレシピ。クリスマスのお楽しみグリューワインは彼女が提案した健康ドリンク。あと、ワインを沸騰させ冷水を加えたクエンワインは、怒りが湧き上がってきた時に処方する等。とても興味深い。スペルト小麦とイエーガーマイスターリキュールを探してみよう。修道院の生活についてもエッセイが入っていて、ますます修道院の暮らしが体験してみたくなる。2023/08/21

かきょん

1
初めて聞いた、ヒルデガルド修道女の健康料理本。確かに修道士の寿命が長いのは、規則正しい生活と食事だろうなあ。日本ではなじみのない食材もある。効能が詳しく書かれてあり、これを昔の人が書いたなんて驚きだ。 断食ツアーもあるらしく世界では有名らしい。おすすめのスペルト小麦を試してみたい。2023/04/20

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