出版社内容情報
明治から昭和初期にかけて日本国内で生産されたガラス製品。器や雑貨などを美しいビジュアルをメインとして紹介する。明治から昭和初期にかけて、日本国内で生産が広まったガラス製品。
西洋のデザインを模倣した製品や、その途中でオリジナリティが加えられたもの、
また、日本古来の文様と融合したデザインなど、バラエティ豊かなガラスが作られていました。
同じ形であっても色や模様のバリエーションが多様で、様々な表情を見せています。
ガラスは、工業的な背景だけではなく、文化的な背景とともに発展してきました。
かき氷を盛るための「氷コップ」、アイスクリーム専用の「アイスクリームコップ」、
広まり始めた洋酒を飲むための「リキュールグラス」……。
本書ではそうした「和のガラス」を美しいビジュアルで展開し、紹介します。
ガラスの持つ透明感や軽やかさの伝わる写真を数多く掲載。
細部へのクローズアップや、別角度からも見つめることで、さらに作品の奥深さを味わうことができます。
井上 曉子[イノウエ アキコ]
井上 曉子:東海大学大学院・大妻女子大学非常勤講師。日本ガラス工芸学会理事・前会長。東大寺や平等院のガラス、また薩摩切子、品川硝子など、古代から近代に至る日本のガラス工芸史を主として研究。
齊藤 晴子[サイトウ ハルコ]
齊藤 晴子:町田市立博物館学芸員。専門はガラス工芸史。「江戸切子ー日本のカットガラスの美と伝統ー」展(2011年)、「和ガラスのうつわー近代日本のかわいいデザインー」展(2015年)などを企画・担当。日本ガラス工芸学会理事。
目次
氷コップ
ソーダコップ
アイスクリームコップ
みつ豆鉢・小鉢
コップ
リキュールグラス
プレス皿
醤油差し
ソース差し
盃
コースター
上絵付け・エナメル彩
文房具
おもちゃ・ミニチュア
時計
色被せ切子
著者等紹介
齊藤晴子[サイトウハルコ]
町田市立博物館学芸員。専門はガラス工芸史。日本ガラス工芸学会理事
井上曉子[イノウエアキコ]
東海大学・大妻女子大学非常勤講師。日本ガラス工芸学会理事・前会長。東大寺や平等院のガラス、また薩摩切子、品川硝子など、古代から近代に至る日本のガラス工芸史を主として研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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