世界のかわいい民族衣装―織り、染め、刺繍、レースなど手仕事が生みだす世界の色と形

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784416313046
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C5077

出版社内容情報

世界44の国と地域の約65種類のかわいい民族衣装を、写真と解説で比較しながら見られる1冊です。

世界の民族衣装を紹介した本です。世界の5つの地域を章として、ヨーロッパ、西アジア・アフリカ、オセアニア、アメリカ、アジアの中から44の国と地域の約
65種類の衣装を掲載しています。掲載の衣装は、国立民族学博物館の膨大な資料の中からかわいいをキーワードにセレクトしました。地域によって異なる美しい民族衣装のデザインや様々な手法で作られた刺繍、織物、染色など細部の装飾を、たくさんの写真とともに堪能できます。一つ一つの衣装にはコンパクトな説明がついています。また、ルーマニアとブルガリアの衣装、オセアニアの衣装、イヌイットの衣装、インドの刺繍の衣装、アフリカのビーズについては民族学者によるコラムを掲載しています。

<ヨーロッパ>
ポーランド
スロバキア
ルーマニア
ブルガリア
エストニア
クロアチア
ギリシャ
ロシア
フィンランド
スウェーデン
オランダ
イギリス
スペイン
フランス
ポルトガル


<アメリカ>
アメリカ
カナダ
メキシコ
ボリビア
ペルー
グアテマラ

<アジア>
台湾
日本
インドネシア
ラオス
フィリピン
ベトナム
ブータン
ネパール
インド
トルクメニスタン
ウズベキスタン

<西アジア・アフリカ>
パレスチナ
シリア
モロッコ
ケニア
ガーナ
マリ
ナイジェリア
カメルーン
南アフリカ

<オセアニア>
パプアニューギニア
ニュージーランド
オーストラリア

【著者紹介】
上羽陽子(うえばようこ):1974年名古屋市生まれ。大阪芸術大学大学院芸術文化研究科博士課程修了。博士(芸術文化学)。現在、国立民族学博物館文化資源研究センター助教。専門は民族藝術学、染織研究。インドの刺繍や女神儀礼用染色布などを中心とした手仕事について研究している。著書に『インド・ラバーリー社会の染織と儀礼―ラクダとともに生きる人々』(2006年、昭和堂)。

目次

ヨーロッパ(ポーランドのドレス;スロバキアのブラウス ほか)
アジア(日本の前掛け;日本の上着 ほか)
アメリカ(ペルーの上着;ペルーのスカート ほか)
オセアニア(ニュージーランドの腰みの;パプアニューギニアの腰みの ほか)
西アジア・アフリカ(パレスチナの長衣;シリアの長衣 ほか)

著者等紹介

上羽陽子[ウエバヨウコ]
1974年名古屋市生まれ。大阪芸術大学大学院芸術文化研究科博士課程修了。博士(芸術文化学)。現在、国立民族学博物館准教授。専門は民族藝術学、染織研究。インドの刺繍や女神儀礼用染色布などを中心とした手仕事について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

341
著者は国立民族学博物館准教授で、民族芸術学、染織研究を専門とする。本書はその民俗学博物館の収蔵標本から「かわいい」をテーマに選ばれたもの。アカデミックな立場にしては「かわいい」といった主観的な基準が用いられるのはやや解せないところだ。また、残念ながら標本写真が中心なので衣装単体であり、それを纏う人々や風俗の雰囲気が十分に伝わらない(一部はそうした写真もあり、また切手で代用)。それらの中で眼にも鮮やかなのは、インド西部の刺繍とアフリカ諸国の大胆で斬新なデザインである。2022/10/07

まるる

49
どこの国の衣装も素晴らしい刺繍が施されているものが多い。デザインや配色にはそれぞれ意味があるのだろうけど、とても鮮やかで精巧なものばかり。ヨーロッパ地方の民族衣装に関しては今の時代に普通に着ても可愛く着こなすことができそうなブラウスとかあって着てみたい欲求にかられるけど、やっぱりその国の人が着るのが一番似合うんだろうなぁ。最初から最後までウットリ出来た一冊でした。2014/05/11

風眠

47
「かわいい」をテーマにした民族衣装の図録的な写真集。ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オセアニア、西アジア、アフリカ。全然違う国で文化もさまざまなのに、文様や手法などが、どこか似ているのが面白い。現代に生きる私にとっては、布一面に施された刺繍や染めの服は、ゴージャスすぎて普段着になんてとてもできないけれど、昔の人々にとっては畑仕事のときも着る普段着だったのだ。そんな豪華な刺繍には、布を丈夫にするためや、防寒のためという意味もあったらしい。ただ実用的であればいいという訳ではない、人々の美意識が見える写真集。2013/08/14

ごへいもち

31
流行の「かわいい」をタイトルにしたところがナイス。作るのは大変そうな衣装ばかり。日本のかわいい衣装はこれだけ?2013/07/12

ナディ

30
本当に可愛いし、きらびやか。どの地域にも美しい刺繍やビーズなどの装飾が、発達しているのが面白い。ギリシャの渋い上着のデザインがツボにはまる。2016/05/31

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