小豆島にみる日本の未来のつくり方―瀬戸内国際芸術祭2013小豆島醤の郷+坂手港プロジェクト「観光から関係へ」ドキュメント

電子版価格
¥2,200
  • 電書あり

小豆島にみる日本の未来のつくり方―瀬戸内国際芸術祭2013小豆島醤の郷+坂手港プロジェクト「観光から関係へ」ドキュメント

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416114483
  • NDC分類 601.182
  • Cコード C0036

出版社内容情報

少子高齢化が進む小豆島に若手クリエイターが集い、地元の人たちと交流することで町が活気づく。その循環が持続可能な方法を探る。

2013年に行われた瀬戸内国際芸術祭をきっかけに、芸術やデザインによって持続可能な社会づくりを模索している「小豆島 醤の郷+坂手港」。島外から参加した若い世代のアーティストやデザイナーは、地元の住民や行政と一体となって、確執や批判を引き受けながら、自分たちの「生き方」の問題としてプロジェクトをつくりあげている。
本書は、その構想から実践、検証、長期的なビジョンを記録・発信することで、日本各地で起こりうる社会的な問題を解決するためのヒントを提示するソーシャルデザインの参考書。人口分布や産業、地形といった観点から現代日本の縮図といえる小豆島での取り組みは、日本の未来を見すえるうえで、ひとつのモデルケースとなるはずだ。
既存の地域振興プロジェクトとの違いは、他者が一方的に主導するのではなく、「自らが変わること」で住民たちとの関係を育み、相互の意識を変えていくこと。

本書は、いまなお継続している運動体のプロジェクトそのものであり、行政や教育、各種団体・活動の運営者など、さまざまな立場で地域社会に関わる人へ新たな指針を示している。

〈章立て〉小豆島と瀬戸内国際芸術祭 醤の郷+坂手港プロジェクト/構想と計画/実践と検証/今後の展望

〈寄稿〉塩田幸雄「町長としての視点から」/藤村龍至「建築が地域にできること?Umaki Campの役割」/藤原ちから「劇団ままごとを変えた小豆島」/三木学「UMA/design farm+MUESUMの試み」/深井佐和子「アーティスト・イン・レジデンス:エリエス荘で暮らすこと」

〈参加者座談会〉大阪:服部滋樹(graf)×家成俊勝(dot architects)×原田祐馬×多田智美/東京:飯田将平×柴幸男×大西麻貴×大原大次郎

〈フォト日記〉濱田英明「小豆島での春・夏・秋」

【著者紹介】
ディレクター 椿昇(つばき・のぼる):1953年京都市生まれ。関西を拠点に、1980年代から活動する現代美術作家。京都造形芸術大学教授、美術工芸学科学長企画・デザイン 原田祐馬(はらだ・ゆうま):1979年大阪生まれ。デザイン事務所「UMA/design farm」代表。アートディレクター・デザイナーとして活動するほか、CRITICAL DESIGN LAB.やデザインイベント「DESIGNEAST」、GALLERY9.5のディレクターを務める。京都造形芸術大学非常勤講師。企画・編集 多田智美(ただ・ともみ):1980年大阪生まれ。編集制作会社「MUESUM」代表。2008年より京都造形芸術大学ウルトラファクトリーにてULTRA FACTORY PRESS(現・BY EDIT)ディレクターを務める。「DESIGNEAST」ディレクター。京都造形大学非常勤講師。

内容説明

希望の島・小豆島から、日本の未来をはじめましょう。豊かな自然と文化が息づく小豆島で、アートやデザインをきっかけとした社会政策づくりがはじまっています。行政と住民、クリエイターが手を取り合い、人口減少時代に次世代モデルをつくる試み。

目次

プロローグ 醤の郷+坂手港プロジェクト―観光から関係へ(小豆島とは?;醤の郷+坂手港プロジェクトが生まれた背景;醤の郷+坂手港エリアプログラム概要)
構想と計画
実践と検証(小豆島のアートと社会政策の協働;座談会 東京から見た小豆島;寛容なるホスピタリティがつくる未来―劇団ままごとの小豆島でのAIRから;記録から記憶へ―写真を通してかかわるということ;Umaki campは現代の公共建築たりうるか?;座談会 大阪から見た小豆島;聖地としての小豆島 アートと巡礼;エリエスの夜明け)
考察と展望―座談会 これまでの小豆島、これからの小豆島

著者等紹介

椿昇[ツバキノボル]
1953年京都生まれ。関西を拠点に、1980年代から活動する現代美術作家。京都造形芸術大学教授、美術工芸学科学長。2009年、京都国立近代美術館「GOLD/WHITE/BLACK」展。2010年、六本木アートナイトメインアーティスト

原田祐馬[ハラダユウマ]
1979年大阪生まれ。デザイナー。2007年、UMA/design farm設立。ブックデザイン・グラフィックデザイン、エキシビジョンデザインなど手がける。ULTRA FACTORY「ZZZ」ディレクター、「DESIGNEAST」ディレクター、京都造形芸術大学非常勤講師

多田智美[タダトモミ]
1980年生まれ。編集者。MUESUM代表。「出来事の創出からアーカイブまで」をテーマに、書籍やイベントの企画・編集を手がける。ULTRA FACTORY「BY EDIT」ディレクター、「DESIGNEAST」ディレクター、京都造形芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

62
私は地元高校を卒業し大学に進学するとき、この本で紹介される坂手港から神戸港に向けて船に乗り小豆島を離れました。幼い頃、坂手港は阪神地方への玄関口として賑わっていました。退屈でたまらなかった3時間の船旅は、成長するにつれじっくりと本を読んだり、船上から穏やかな瀬戸の海を眺め心が和む時間へと変わりました。外に出て初めて小豆島の良さに気づきました。従来型の観光客誘致しか考えなかった結果、島の魅力が消えていったのだと思います。瀬戸内国際芸術祭を契機に島の未来に希望が見え始めました。そんなことを感じさせる本です。2014/07/16

KakeruA

1
地域における外部コンテンツの設置可能性ではなく、外部クリエイターと当事者との関係に着目したアートプロジェクト。地域内部にある魅力や課題、そのソリューションをもコンテンツとして成立するアーキテクチャに注目したい。2014/12/19

Junko Yamamoto

0
心地よい田舎を探して。2016/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8048346
  • ご注意事項