出版社内容情報
年を重ね新境地に達した太田和彦流生き方術
「居酒屋の達人」こと太田和彦氏が行き着いた新境地。
70歳を過ぎ、「老後」というものを受け入れたら、初めて大切なものが見えてきた、と太田氏は語ります。
「ながく生きてきて、ものごとが見えてきた。社会的地位が高い・低いなどという価値観はとうに消えた。そういうことにこだわる人はつまらん人だとわかってきた。立身出世をはたした、経済的に成功した、それがどうした。頭がいいとか、リーダーシップがあるとかも、どうでもよいことになった。人生の価値観が変わったのだ。(本文より)
そして、一人でなにかすることに愉しみを見いだします。
一人居酒屋、一人旅、一人映画… あぁ、どれも愉しい!!
皆さまも、この太田式人生論を、是非ご賞味下さい。
【編集担当からのおすすめ情報】
お待たせしました!!
「酒と人生の一人作法」初、文庫化です。
タイトルに「一人作法」とあるように、70歳を過ぎて、一人でいることの愉しみに気づいた太田氏の気持ちが見事に伝わってきます。
一人酒場、一人旅、部屋で一人好きな音楽を聴く等々…
きっと、一人でなにかしたくなりますよ!!
内容説明
一人でいいと軽い気持ちで思い定め、一人を愉しんでみる。見知らぬ町に出かけ街をぶらぶらする。居酒屋に立ち寄り土地の酒と肴に舌鼓を打つ。仕事場では息抜きに自炊しそうめん三昧もよし。昔のレコードをかけて音楽三昧もよし。たまにはシアターに足を運びひいきの女優を愛でてみる。晴れた日には神社に詣でみなの息災を願い、雨の日には気晴らしに俳句をひねっている。そんなオオタ式生き方、試してみませんか。
目次
1 酒場で飲む
2 酒を味わう
3 旅に出る
4 古い映画を見る
5 一人を愉しむ
6 私の東京物語
著者等紹介
太田和彦[オオタカズヒコ]
1946年中国北京生まれ。デザイナー、作家。資生堂宣伝制作室を経て独立。2008年まで東北芸術工科大学教授。居酒屋探訪家として、日本各地の居酒屋を訪ね歩き、多くのコラムを執筆。2019年には文化庁長官表彰を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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