出版社内容情報
砂がこんなに美しいなんて…。日本および世界の砂を集めて図鑑にしてみました。科学的にも興味深く、生活にも欠かせない!
どこにでもある「砂」は一見地味だが、拡大するとたいへん美しく、また地域性に富んでさまざまな特徴と成因を語ることができる。人間のかかわりもたいへん深く、私たちが砂を利用しなければ建築や金属加工の分野において、今のような進歩はなかったといわれている。また、鑑識学においても、砂の重要性はたいへん高い。本書では、砂とは何か? から始まり、日本のみならず世界に存在するたくさんの砂の中らから特徴的なものを300ほどピックアップ、美しい砂の写真と、それぞれの成因および科学的特徴・見分け方などをわかりやすく紹介する。
砂とは何か(でき方、性質など基本的な解説)/世界の砂(図鑑的に掲載)/日本の砂(図鑑的に掲載)/砂のサイエンス(砂漠の研究、砂に生きる生き物の研究、ほか研究的アプローチ)/索引
【著者紹介】
産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門須藤定久研究室室長。砂や骨材についての世界的な研究者として有名。
目次
第1章 砂とは何か?
第2章 日本の砂
第3章 世界の砂
第4章 砂を調べる
第5章 砂漠の砂、あれこれ
第6章 役に立つ砂
第7章 鳴き砂の話
著者等紹介
須藤定久[スドウサダヒサ]
1948年群馬県生まれ。1971年群馬大学を卒業し、通商産業省工業技術院地質調査所に入所。以来、粘土・長石・ろう石・陶石などのセラミックス原料鉱物の成因・探査法の研究に従事し、1985年「日本のろう石鉱床の成因的研究」で理学博士。その後、産業技術総合研究所で50万分の1鉱物資源図(全8図)を完成、「全国の骨材資源調査」を行い、2008年定年退職。以降、技術士(応用理学部門)として骨材資源・鉱物資源などの分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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