戦争を作り報道を歪める者たちの正体―事件のシナリオを見抜かねば日本は再び戦場となる!

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864713900
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

内容説明

インターネット情報は誰かが意図して流したもの!日本のマスコミは中国・アメリカに巧みに操られている!国際社会の最前線で展開されている情報戦争の一端を、公安調査庁での体験、極秘エピソードを交えて語り尽くす!

目次

第1部 報道を歪める者たちの正体―明治維新・日清・日露戦争から見えてくる世界の情報戦争(中国に翻弄される日本のマスコミ報道;ソ連はこうして日本軍を操っていた;反日中国の意図を見抜け;イギリスに乗せられた日露戦争)
第2部 情報分析が国家の運命を左右する―第一次世界大戦・第二次世界大戦、日本はどこまで世界の狙いを見抜いていたのか(第一次世界大戦勃発の謎;第二次世界大戦はノモンハン事件での敗戦から始まった;同盟国アメリカの本音を見誤るな)
第3部 日本が独立するため本当に必要なこと―公安調査庁での体験をもとに戦後秘史を語る(瀬島龍三はソ連のスパイ、「誓約者」だったのか;フリーメイソンの精神で日本を変革しようとしたマッカーサー;アメリカ、中国の核戦略に翻弄されている日本)

著者等紹介

菅沼光弘[スガヌマミツヒロ]
東大法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。ドイツ・マインツ大学留学、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間あたる。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官。アジア社会経済開発協力会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roatsu

14
分かり切っていることとはいえ、インテリジェンス壊滅状態の日本の現状がいかに惨憺たるものかを改めて読み手に示す好著。文中にもあるが、安全保障という主権国家として存立していくために必須の汚れ仕事を他国に委ねて惰眠を貪る今の日本は普通の国の体すらなしていないと痛感する。主体性なく他力本願で自分本位を図ろうとする醜さは個人レベルにも現れているのでは。変化し続ける国際関係の基にある冷徹な力の論理を無視した現憲法を頂点とする占領国が押し付けた戦後体制の教条的な墨守は、今後も永続的な国益喪失しか生み出さないと言える。2016/08/18

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