出版社内容情報
気象写真家として知られる武田康男氏が、南極ならではのふしぎ現象を、美しい写真とわかりやすい解説で紹介。指導者向けの案内付き。
美しい写真と親切な解説で南極の自然がわかる一冊
理科の副読本としても最適
昭和基地で越冬隊を経験した著者が、南極観測隊時代に撮りだめた美しい写真で、南極のふしぎな自然を紹介するビジュアルブック。南極でしかみることのできない現象がたっぷり掲載されています。そのすべてに、わかりやすく科学的な解説が付いているので、楽しみながら地学の知識をつけることができます。
また、元地学教諭ならではの視点で、本書を活かした指導方法も伝授。オーロラやペンギンなどから極地の自然に興味をもった子供たちを、地球科学へ上手に誘うためのアドヴァイスが付記されているので、理科の授業や副読本にも使えます。
はじめに/極地とは? 南極と北極のちがい 3つの極について
第1章 空と大地
太陽の動き 月の変化 星の動き 南極の星座/オーロラ/南極の気温/いろいろな雲/南極の雪/地面の氷/南極の地形/氷山と海氷/ブリザード/蜃気楼
第2章 生き物たち
ペンギン/アザラシ/トウゾクカモメ/地衣類・藻/コケ/ナンキョクオキアミ/クジラとイルカ
第3章 昭和基地
南極で何を調べているの?/昭和基地での暮らし/大公開 基地のすべて/観測隊員になるには
大人のみなさんへ 本書の上手な使い方 「南極を知ると地球がわかる」
おわりに
【著者紹介】
1960年生まれ。第50次南極地域観測越冬隊員。2008年末から2010年春まで昭和基地などで観測業務に従事。元高等学校地学教諭で現在は日本教育大学院大学客員教授として、地学教師を育成中。気象予報士でもあり、空の探検家として、気象や空の現象について多数の著作がある。『楽しい気象観察図鑑』(草思社)『雲と暮らす。』『デジタルカメラによる空の写真の撮り方』(誠文堂新光社)ほか。
目次
1 空と大地(オーロラ;南極の太陽;南極の夜空;南極の雲;光の現象;蜃気楼;ブリザード;雪の結晶;氷山;南極の岩)
2 生き物たち(ペンギンの暮らし;ナンキョクオオトウゾクカモメ;南極に生きる哺乳類;南極海の微生物;陸の小さな生き物;南極の湖に生きる謎の「コケ坊主」)
3 昭和基地(「昭和基地」の場所;昭和基地での暮らし)
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
1960年東京都生まれ。東北大学理学部地球物理学科を卒業後、高校教諭(地学)を経て、第50次日本南極地域観測隊(越冬隊)、日本教育大学院大学客員教授、武蔵野大学非常勤講師、空の探検家として、国内外で撮影した空の写真や映像で多くのファンを魅了している。気象予報士でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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