内容説明
730種の写真と資料で振り返る真空管開発物語。1904年(フレミング・ヴァルヴの発明)から1977年の主要メーカーの生産終結までの約70年間をカバーし、過去の文献、資料が綿密に調査されている。
目次
事初め
グリッド
第一次世界大戦
第一次世界大戦後の米国
米国草創期の中小メーカー達
もう1つのグリッドの付加
転換期
ペンタ・ホドス(五つの道;5極管)
4極管の開発
ダブルフィラメントと複合管〔ほか〕
著者等紹介
斎藤一郎[サイトウイチロウ]
1926年、福島県生まれ。電気工学専攻の叔父の感化で鉱石ラジオに夢中になり、ついには真空管ラジオにのめり込むが、戦時の学徒動員中海軍に応召。戦後は小学校、中学校、高校の勤務で忙しくホビーの方は二の次となる。1986年に定年を迎え時間的に余裕がでたところで、『MJ無線と実験』(誠文堂新光社刊)で大塚久氏の真空管の連載記事に出会い、再び管球ラジオや真空管に火がつき今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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