出版社内容情報
苔テラリウムのつくり方、メンテナンスの方法を、豊富な実例とともに、丁寧に説明。また苔の種類を紹介する図鑑ページも充実。
目次
1 基本の植え方(苔テラリウムの基本の作り方;苔はどうやって入手するの? ほか)
2 初心者でも作りやすいクローズドタイプ(始めるならまずクローズドタイプ;作り方1 姿と葉色のコントラストを楽しむ寄せ植え ほか)
3 苔の世界を広げるオープンタイプ(より自然な姿の苔を楽しむオープンタイプ;作り方1 手のひらに乗る小さな‘おちょこけ’ ほか)
4 応用作品にチャレンジ(他の植物と組み合わせる;作り方1 野趣のあるウチョウランで山岳の風景をイメージして ほか)
5 もっと知りたい苔のこと(苔は3つのグループに分けられます;生命の神秘を感じさせる苔の一生 ほか)
著者等紹介
園田純寛[ソノダスミヒロ]
北海道大学大学院卒業(農学修士)。大学では苔を含む植物の生理生態、微生物との関係の生態化学的研究等を行う。メーカーで研究開発に従事した後、独立、「苔むすび」として活動を始める。2018年、鎌倉に店舗・教室をオープン。主催する教室「苔むすびの会」では、苔テラリウムの他、様々な苔の育成技術、作品制作等の指導にあたっている。また、店舗併設の庭に人工ミズゴケ湿原を設置、貴重な湿原環境の啓蒙に活用している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽてちゅう
12
美しい緑に目を奪われる。同じ苔でもウチのは9割方茶色だ。ありえない。何かヒントはないか。なるほど!クローズドタイプなら『ほぼ放置した状態で育てることが可能』とな。しかし、適当な容器が見つからず、欠けたお椀に植えられた苔をどうクローズド?仕方ない。くるっぱっのラップ。放ったらかすこと数日。なんと緑味が差してきた!なんて逞しいヤツなんだ!さすが地球の先住者!緑のモフモフになったら、一寸法師のフィギュアを乗せてみよう。そして、いつかはガラスのお城にお引越しだ♡2020/02/02
ochatomo
10
クローズド・オープン両タイプの初歩からフィギア等使った応用まで充実 苔図鑑は22種 2019刊2019/10/17
ひみこ
1
苔テラリウムはじめました。 なかなか海外旅行ができないので、いつか見た風景を作ってみたい 2023/02/14
𓆱
1
ホソバオキナゴケ 2021/02/05
ビシャカナ
0
初心者向けのクローズドタイプ、幅広く自然にも近いオープンタイプに二分して、苔の入手からテラリウムの下ごしらえ、苔の種類に応じてまでしっかり解説。レイアウトのアイデアや応用も見応えあり、ウチョウランと合わせた山岳のイメージが特にグッと来た。苔の見分けも根気のいる作業もまだまだの自分だが、やってみたいと思わせるのは、苔テラリウムの美しさもさることながら、著者の苔に対する熱意も伝わるからだろう。2022/05/27