内容説明
ときには「カチン!」とくる相手に対し、どう接し、どう話しかければ状況は好転するのか―上司と部下の軋轢は、どんな職場でも見受けられ、いまに始まったことではない。しかし、同じ職場で同じ仕事に取り組む者同士、立場の違いを盾に、互いをわかり合おうとしないのは得策でない。そこで、大事になってくるのが、会話によるコミュニケーションである。上司と部下、それぞれのスタンスに立った、具体的で、すぐに役立つ対話のノウハウがここにある。
目次
第1章 頭にくる上司にはこう言い返して、円満に(職場で横行するパワハラ―気持ちにゆとりのない上司が増加中!;力を誇示して、やたらと威張りたがる―強く自己主張して、先手を打つ;態度がはっきりせず、いっこうに決めない―危機感を抱かせよう ほか)
第2章 手をやく部下にはこう対処すればスムーズ(言ったことしかやらない―「言ったことはやる」面を評価する;自分からあいさつしようとしない―まず、こちらが見本を示す;声が小さい、さっぱり聞きとれない―大きい声を出す練習法 ほか)
第3章 話し上手、聞き上手になる対話の基本ルール(まず、コミュニケーションを成立させる;目的を意識して話す、聞く;お互いに相手をよく知る ほか)
著者等紹介
福田健[フクダタケシ]
1961年中央大学法学部卒業。同年4月大和運輸(ヤマト運輸)に入社。67年言論科学研究所入所。指導部長、理事を務める。83年株式会社話し方研究所を設立。現在、同研究所所長。コミュニケーションを軸にした講演・講座を企業・官公庁を中心に行い、また、話し方研究所主催のセミナーでも、直接指導にあたる
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