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- > 成美堂(光風社出版)
内容説明
故郷柏原をあとに江戸に出た十五歳の弥太郎は、数々の荒奉公に耐えつつ、葛飾派の俳人大川立砂との出会いを機に、俳諧師一茶への道を拓く。諸国行脚の末、かるみと慈愛に満ちた俳風を確立、俳人・小林一茶の声望を高める一方で、父の遺産をめぐる継母や弟との確執に悩み、妻子との愛の生活を築く。人間小林一茶の、波乱に満ちた生涯を赤裸々に描く。
著者等紹介
嶋岡晨[シマオカシン]
1932年高知県生まれ。明治大学文学部卒業。日本文芸家協会会員。立正大学文学部教授
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