内容説明
私たちは、自分でも知らず知らずのうちに、よく言い訳を口にしている。言い訳は必ずしも使ってはいけないものではない。むしろ、スムーズな人間関係を保つため、また、こじれた人間関係を修復するためにも、欠かせない存在なのだ。いわば、言い訳をいうことも、うまく人と付き合うための処世術のひとつである。言い訳をよく聞いてみると、そのウラには、その人の性格や考え方が反映されている。本書では、日常的によく使われている言い訳の具体例をあげ、その背景にある真理の解説を試みた。
目次
序章 言い訳で人の心が見えてくる
第1章 タイプで分かる言い訳の深層心理
第2章 賢く使えば許される“言い訳”の実例&活用法
第3章 性格まで分かる言い訳心理テスト
第4章 言葉としぐさから、人の性格を見抜く
著者等紹介
渋谷昌三[シブヤショウゾウ]
1946年神奈川県生まれ。学習院大学文学部卒業。東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻、文学博士。山梨医科大学教授を経て、現在、目白大学教授。人間の行動やしぐさから深層心理を分析し、わかりやすく解説することで定評があり、マスコミなどでも幅広く活躍中。著書に『外見だけで人を判断する技術』(PHP研究所)、『つきあいベタさようなら』(日本実業出版社)、『つらい体験をプラスに変える心理学』(成美堂出版)など多数
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感想・レビュー
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星野
1
何故か弟(中3)が『お姉ちゃんが好きかなと思って☆』と言ってバザーで貰ってきた本。おいおい私は家族にどんなイメージもたれてんだ・・・っていう心の声はさておき(笑)。思ってたより興味深い内容でした。普通に面白かった。心理学もちょいちょい盛り込まれていたし、言い訳の例には笑えるような類のものもちらほら。栄光欲型とセルフハンディキャッピングは私も無意識にやってしまってるかも・・・^^;2010/05/20
マイキー@春よ来い
0
他人の心理が面白いほど解る本に続き、これもなかなか面白いが、自身のフラストレーションはますます貯まってしまった。2011/05/18