内容説明
人生の虚しさを忘れるために食べ物を利用しているあなたに、食べたいものを好きなだけ食べることに罪の意識を持っているあなたに、空腹という感覚を忘れてしまったあなたに。過食や無数のダイエット法からあなた自身を解放し、自分自身を取り戻す具体的なガイドブック。
目次
空腹とは恋をしているようなもの
食べたいものを食べる決意
ながら食い
いつ箸を置きますか
過食すること
家庭での食事
レストラン、パーティー、休日の社交的な食事
運動と体重計
欲求
手にしているということ
宣告・批判と自覚
信頼
自分に寄り添い、自分の力になり、自分を受け入れる
苦痛
性
強迫衝動
結論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくし
4
過食症は不安や不満を食べることで補ってしまっているということ、という理解でいいのかな。自己肯定感を高めたり、不安などの問題を見つめ直すための思考のワークが多く、それが興味深かったです。直訳的なので文章になれるまでは読むこと自体にとても頭を使いました。2021/03/09
KounoNao
0
半月くらいかけて。なにかを埋めるために食べ物を利用することは、かなりの人が無意識のうちによくやっていることだと思う。わたし自身もふくめて。その点で、とても気づくことが多くもあった。一方しっくりこない部分は、やはり過食に重点が置かれているのと、アメリカの文化背景を前提としているからかもしれない。また、著者がおこなっている過食症のワークショップを基にしたかなり指示的な内容なので、「強迫的になりがちな傾向のある人」が読むときは、少し注意が必要かなと思った(この本から新しい強迫行動を取り入れてしまうので…)。2011/11/13
カニ子
0
過食症、拒食症にはなったことはないけど、世の多くの女性の「痩せたい願望」に潜む深層心理がうかがえる。深い。痛い。2008/01/05
コマイヌ
0
この訳語は不適切だと思う、強迫衝動というのが当に的を射ている上に死人が出るぞ、と思ったけど結局は同じなのか?2018/03/18