チーム医療の現場を支える精神分析的アプローチ―精神病のコミュニケーションを解き明かす

エヴァンス，マーカス【著】〈Ｅｖａｎｓ，Ｍａｒｃｕｓ〉/仙道 由香【訳】

誠信書房（2022/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 238p／高さ 21cm
• 商品コード 9784414414837
• NDC分類 493.72
• Cコード C3011

目次

第１章　実践的な理論
第２章　精神保健現場における精神分析的スーパービジョン
第３章　気が狂いそうにさせられて―境界例の理解へ
第４章　窮地に追い込まれて―反社会性パーソナリティ障害の患者の精神分析的な理解
第５章　精神病的な波長に周波数を合わせる
第６章　精神病的な患者の管理およびケアにおける精神分析的アセスメントの役割
第７章　意図的な自傷―「死ぬのは問題ないのです、我慢ならないのは生きていることで」
第８章　拒食症―内なる無言の暗殺者
第９章　ヒステリー―心理的問題の性愛的解決策

著者等紹介

エヴァンス，マーカス［エヴァンス，マーカス］ ［Ｅｖａｎｓ，Ｍａｒｃｕｓ］
マーカス・エヴァンスは、タビストック・アンド・ポートマンＮＨＳファウンデーション・トラストのコンサルタント成人心理療法士であり、実践家、講師、部門管理者として精神保健医療の領域で３５年の経験がある。１９８３年に精神科看護師の資格を得て以降、セント・ジャイルズ・デイ・ホスピタルの主任看護師、キングス・カレッジ病院救急外来のリエゾン精神科ならびに自殺類似行為専門の臨床専門看護師、ベスレム病院およびモーズレイ病院における心理療法専門の臨床専門看護師という看護職を歴任した。タビストック・アンド・ポートマンＮＨＳファウンデーション・トラストで心理療法士の資格を取得したのち、同トラスト内に訓練過程を作るという職務を負って、看護部長の職に就いた。看護部長であり、コンサルタント成人心理療法士の職にあって、その後、２０１１年から２０１５年まで、成人および思春期部門のアソシエイト・クリニカル・ディレクターに就任した。アソシエイト・クリニカル・ディレクターを退いて以降、ポートマン・クリニックのコンサルタント成人心理療法士として働き始めた

仙道由香［センドウユカ］
精神分析的心理療法士（日本精神分析学会およびＢｒｉｔｈｉｓｈ　Ｐｓｙｃｈｏａｎａｌｙｔｉｃ　Ｃｏｕｎｃｉｌ登録）。臨床心理士（日本・英国）。総合病院精神科や精神科病院等での勤務経験ののち、２００８年英国タビストック・クリニック留学。同クリニック成人部門での臨床トレーニングを修了し、２０１５年Ｔａｖｉｓｔｏｃｋ　Ｃｅｎｔｒｅ　Ｑｕａｌｉｆｉｃａｔｉｏｎ　ｉｎ　Ａｄｕｌｔ　Ｐｓｙｃｈｏｔｈｅｒａｐｙ取得。現在、個人開業（新大阪心理療法オフィス）のほか、大阪経済大学非常勤講師なども務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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