目次
第1章 TEM入門編―丁寧に、そして、気楽に(楽に雑にはダメ)(これだけは理解しよう、超基礎概念;質的研究をする私になる ほか)
第2章 実践編―TEM研究の可能性と多様性(支援者としてあり続ける人を追う―ライフストーリー;保育・保健専門職の格闘を味わう―アクションリサーチ ほか)
第3章 拡張編(発達研究の枠組みとしてのTEM;臨床実践への適用可能性 ほか)
第4章 理論編―時間は捨象しない方法論、あるいは、文化心理学としてのTEA(TEA(複線径路・等至性アプローチ)への昇華―理論・方法論・認識論として
概念ツールという考え方―質的研究の新しいアプローチとしても)
著者等紹介
安田裕子[ヤスダユウコ]
1997年関西大学文学部卒業。2004年立命館大学大学院応用人間科学研究科修士課程修了。現在、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、博士(教育学京都大学)。専攻、臨床心理学、生涯発達心理学
サトウタツヤ[サトウタツヤ]
佐藤達哉。1985年東京都立大学人文学部卒業。1989年東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程中退。現在、立命館大学教授、研究部長、博士(文学東北大学)。専攻、社会心理学・心理学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だとじう
1
こんな研究分析も、あるんだなぁ。教育にも援用できそう。授業分析も教材研究も。2016/08/24
だとじう
0
再読。 今度、使ってみようと思う。2024/03/18
masappi
0
TEM三部作の二冊目。第一章:TEM入門編、第二章:実践編(1・4・9の法則に沿って、対象者が1人、複数のTEM研究を8つ紹介している。それぞれの研究について、「研究をまとめる上で感じた困難」「TEMを用いた理由、等至点の設定」「工夫した点」「TEMで何がわかったか」「TEM図についての評価」などの点から解説している)。第三章(拡張編)、第四章(理論編)。卒論や修論などで、とりあえず、TEMで分析してみたいという人は、第一章、二章、四章を読めば、TEM研究の具体的なやり方と理論が分かると思います。2020/09/07