朝日文庫<br> ブランケット・キャッツ

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朝日文庫
ブランケット・キャッツ

  • 重松 清【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 朝日新聞出版(2011/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022645951
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子どものできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス、老人ホームに入るおばあちゃんのために探したアメリカンショートヘア――。「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈った温もりと小さな光を描く7編。

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て執筆活動に入る。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、01年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

485
様々な人生の局面に立った主人公たちが、2泊3日限定で使いこまれたブランケットと共に貸し出される猫を通じて、再生していく短編集。なかなかに「いいお話」ではあるのだが、なぜに猫?少し前に猫のレンタル業が問題になって、結局たち消えになった、なんていうニュースなかったっけ。環境の変化に弱い猫たちに、人間の都合で短期レンタルされるなんて、ちょっといただけないなぁ、なんて本題からは逸れたことを考えつつ読了。2023/10/10

ヴェネツィア

481
レンタル猫を物語の核に据えた7篇からなる短篇集。世間の常識に疎いものだから、レンタル猫というのは重松清のフィクションかと思いつつ調べてみると、なんと実際に存在するばかりか、既に全国にその種のレンタルショップが存在するようだ。驚きである。さて、本書に描かれる物語は、猫をレンタルする側の事情がいずれもなんだか暗い。結末に幾分かの希望を見いだせるもの(例えば「旅に出たブランケット・キャット」)もあるが、その後のフィナーレを飾る「我が家の夢のブランケット・キャット」に至っては、もう泣きたくなるくらいに暗い。2021/10/29

修一朗

157
レンタル猫という商売は実際にあるようで,猫を実際に飼う前のお試し,という人のリハーサルニーズがあるらしい。作品で言うと「花粉症のブランケットキャット」のパターン。レンタル猫にはストレスがかかるので賛否両論らしい。だからドラマ版では,設定を変えられていたのだね。レンタル猫が遭遇するのは家族の大ピンチばかりだ。短編だけあって,きっかけを掴みかけて終わりなので少しアッサリ気味,でも人情味たっぷりのお話だった。この中では「嫌われ者のブランケットキャット」がお気に入り。続けて残りのドラマを見ましょ。 2017/07/18

yu

117
Kindleにて読了。 レンタル猫のお話し。NHKでドラマされるということで読んでみた。 どのお話しも切なかった。会社のお昼休みに『助手席~』を読んでて、涙をこらえるのがつらかった。色々な事情を抱えた人たちにレンタルされるブランケットキャット。借りた人の心に寄り添う猫の優しさが心に染みる短編集だった。ドラマも観てみよう。2017/06/10

りゅう☆

114
2泊3日だけレンタルできる猫の話。子供を授かることのできない夫婦、死期を間近に泥棒をしてしまった女性、不本意ないじめをしてしまった小学生と自己満足な父、認知症で施設に入る祖母、彼女と一緒にこっそり猫を飼いたいフリーター、新しいお母さんを受け入れることのできない兄妹、リストラで引っ越さなくてはならなくなった一家。それぞれ色々な苦悩や悩みがある。聡明な7匹の猫たちの行動が、存在が新しい風を巻き起こす。全てが万事解決するわけではない。けれども一歩踏み出せる結末は重松さんらしくジーンとくる読了感を与えてくれた。2020/03/15

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