出版社内容情報
「最近、子どもが学校に行きたがらなくて…」
「朝、子どもを起こそうとしても、ちっとも布団から出てこないんです」
「このまま、ひきこもってしまうのではと不安です」
診察室や相談の現場で、このような相談を30年以上受けてきた心療内科医が
不登校児童が増える今、「これだけは伝えたい」と思ったことを一冊にまとめました。
・不登校でも、大丈夫! 心配ない
・「このまま、ひきこもってしまうのでは…」という心配はいりません
・何より大切なのは「親へのサポート」です
・「不登校は甘え」「不登校を許すのは甘やかし」は大きな間違い
・不登校中に昼夜逆転しても、ゲーム三昧でも、問題ありません
不登校になる理由やいきさつはさまざまですが、
「不登校からの回復」においては、どの子にとっても絶対に欠かせないことがあります。
本書では、30年以上不登校の子どもたちに寄り添う中で見つけた
「不登校の子と向き合うとき、いちばん大事なこと」を、わかりやすく紹介します。
【目次】
内容説明
30年以上不登校の子どもに関わる中で「これだけは伝えたい」と思ったこと。
目次
第1章 「学校に行けない」のは特別なことじゃない(不登校は、誰がなってもおかしくありません;「行けない理由」は分からなくていい ほか)
第2章 不登校をこじらせない「本当の回復」って?(再登校=回復ではありません;しっかり不登校したほうが、しっかり回復する ほか)
第3章 こんなときどうしたら?悩みが消えるQ&A(学校と連携を取るとき、心がけたほうがいいことは?;担任以外の人に相談したい。誰に相談すれば? ほか)
第4章 変わるべきは子どもではなく「教育」です(知っていますか?子どもの権利を守る4つの原則;当事者・親の声から生まれた「教育機会確保法」の使い方 ほか)
著者等紹介
明橋大二[アケハシダイジ]
心療内科医。子育てカウンセラー。NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長。一般社団法人HAT共同代表。児童相談所嘱託医。昭和34年大阪府生まれ。京都大学医学部卒業後、国立京都病院内科、名古屋大学医学部付属病院精神科、愛知県立城山病院を経て、真生会富山病院心療内科部長。心療内科医としての勤務やぱれっとでの活動を通して、30年以上不登校の子どもたちを支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。