国家と資本主義 支配の構造―同志社大学講義録『民族とナショナリズム』を読み解く

個数:
  • ポイントキャンペーン

国家と資本主義 支配の構造―同志社大学講義録『民族とナショナリズム』を読み解く

  • 佐藤 優【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青春出版社(2022/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 40pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月01日 06時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413232593
  • NDC分類 311.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ほとんどの大人が知らない、世の中の「残酷な真実」とは――?
資本主義とナショナリズムの現代に生きるわたしたちは、それと気づかず〝支配の構造〟に巻き込まれ、マインドコントロールされています。そしてこのなかで植えつけられた価値基準でしか、物事を判断できなくなっているのです。
現代社会で心折れずに生き抜くためには、〝支配の構造〟を見破り、自分の置かれている状況を俯瞰して見つめることが、とても重要になってきます。
佐藤優氏が、社会人類学者アーネスト・ゲルナーの名著『民族とナショナリズム』をテキストに、現代の〝支配の構造〟を解き明かし、だまされずに賢く生きるための思考法を伝授します。

内容説明

資本主義とナショナリズムの現代に生きるわたしたちは、それと気づかず“支配の構造”に巻き込まれ、マインドコントロールされています。現代社会で心折れずに生き抜くためには、その構造を見破り、自分の置かれている状況を俯瞰して見つめることが、重要になってきます。社会人類学者アーネスト・ゲルナーの名著『民族とナショナリズム』をテキストに、現代の“支配の構造”を解き明かしていきます。

目次

序章 “マクロな視座”があなたを人生の呪縛から解放する
第1章 国家は“暴力”を独占し国民をシステム化する
第2章 人類の“生産力”が上がるたび社会構造は激変する
第3章 現代社会の本質は“永久の椅子取りゲーム”だ
第4章 “差別”と“階級闘争”が人類の歴史を動かしてきた
第5章 “能力至上主義”という新たな差別が始まっている
第6章 資本主義の“激流”に飲み込まれてしまわないために

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、2009年最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2005年に発表した『国家の罠』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社、2006年)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうきなかもと

15
ナショナリズムは、資本主義故に。ナショナリズムによる格差拡大故に、ナショナリズムが弱り、これからは、地域主義に向かって行くというのが佐藤優氏の見立てだが、それは宮台真司氏と、ほとんど同じ見立てのような気がした。違いがあるとすれば、佐藤氏は、現象としてその方ヘ世の中が向かっているという表現で、宮台氏は、その方向性にこそ希望があるという表現なのだと思った。2022/09/19

元よしだ

12
読了 講義形式おもしろいです! 以下引用 キリスト教やマルクス主義の信条体系は、どちらも偶然的なものである。両者は様々な主題の複合体として構成されている。その主題の一つ一つはそれぞれが生じた状況に固有のものと言ってよい。しかし、名称と歴史的実在性と連続性の特別な結合体として、一連の思想家や説教師たちによりある種の統一体へと作り上げられた。この統一体は、選択的に利用されてきたにもかかわらずある程度生き延びている。さらに、教義を非常に深刻に受け止め教義を強い決意をもって適用しようと社会を支配することになった。2022/08/12

酩酊石打刑

7
ネットニュースのコラムでこの人のウクライナについての記事を読んで、元外交官というリアルポリティククスの視点からの分析が面白かったので、新刊の広告を見て読んでみた。しかしながら『民族とナショナリズム』という本の大学での講義記録ということで、ちょっと期待していた内容とは違っていた。しかしながらレーニン『国家と革命』吉本隆明『共同幻想論』での理解からほとんど進歩していないおバカな老人の頭には、若い人たちと一緒に勉強できたような気分になることができた。〈ナショナリズム〉についての実態理解の補助線が多くなり感謝だ。2022/07/23

あにも

6
現代社会における資本主義とナショナリズムについて、社会人類学者ゲルナーの「民族とナショナリズム」をテキストに考察した講義録を書籍化したもの。引かれているゲルナーの文書自体は読みにくく、うまく理解できなかった。あらためて「ナショナリズム」の理解が興味深い。2022/11/07

ディスカバ

6
ゲルナーの「民族とナショナリズム」をテキストに国家や民族について学ぶという内容。国家は産業社会の要請によって現れたものであるとし、確固とした教義がないことが特徴とのこと。本書では国家の恐ろしさや教育にとっては都合が良いことなどが読み取れる。本文中にイソップ童話の「酸っぱい葡萄」が登場する。資本主義社会は永遠の椅子取りゲームであり、そのことを分かりながら上手く対応していくことが大切であるという示唆がとても共感できた。2022/07/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19832950
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品