出版社内容情報
ほとんどの大人が知らない、世の中の「残酷な真実」とは――?
資本主義とナショナリズムの現代に生きるわたしたちは、それと気づかず〝支配の構造〟に巻き込まれ、マインドコントロールされています。そしてこのなかで植えつけられた価値基準でしか、物事を判断できなくなっているのです。
現代社会で心折れずに生き抜くためには、〝支配の構造〟を見破り、自分の置かれている状況を俯瞰して見つめることが、とても重要になってきます。
佐藤優氏が、社会人類学者アーネスト・ゲルナーの名著『民族とナショナリズム』をテキストに、現代の〝支配の構造〟を解き明かし、だまされずに賢く生きるための思考法を伝授します。
内容説明
資本主義とナショナリズムの現代に生きるわたしたちは、それと気づかず“支配の構造”に巻き込まれ、マインドコントロールされています。現代社会で心折れずに生き抜くためには、その構造を見破り、自分の置かれている状況を俯瞰して見つめることが、重要になってきます。社会人類学者アーネスト・ゲルナーの名著『民族とナショナリズム』をテキストに、現代の“支配の構造”を解き明かしていきます。
目次
序章 “マクロな視座”があなたを人生の呪縛から解放する
第1章 国家は“暴力”を独占し国民をシステム化する
第2章 人類の“生産力”が上がるたび社会構造は激変する
第3章 現代社会の本質は“永久の椅子取りゲーム”だ
第4章 “差別”と“階級闘争”が人類の歴史を動かしてきた
第5章 “能力至上主義”という新たな差別が始まっている
第6章 資本主義の“激流”に飲み込まれてしまわないために
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、2009年最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2005年に発表した『国家の罠』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社、2006年)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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