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出版社内容情報
2018年春に予定される塔内一般公開を契機にふたたび世間の耳目を集めるであろう《太陽の塔》。岡本太郎の最高傑作にして日本社会への強烈なメッセージを内包する大阪万博テーマ館は、若者たちの気概と情熱の産物だった。前代未聞、誰にも経験のなかったこの巨大プロジェクトに、彼らはなにを考え、どのように立ち向かっていったのか。本書は、岡本太郎のもとで《太陽の塔》と「テーマ館」の建設に携わった男たちのインサイドストーリーを収めた非常に貴重な歴史的「証言集」である。
内容説明
前代未聞の巨大プロジェクト―太郎とともに挑んだのは、20代30代の若者たちだった。当事者しか知り得ない知られざる真実。
目次
“生命の樹”は太陽の塔の“血流”です―テーマ館サブプロデューサー・千葉一彦(太陽に選ばれた誇りと自負心;映画界から太陽の塔へ ほか)
「残すつもりでやれ」と言われました―太陽の塔 建築設計担当・奈良利男、植田昌吾(20代の“小僧”が設計を担当;太陽の塔を幾何学的な図形の集積に ほか)
あの万博で自分を出したのは太陽さんだけでした―テーマ館地下展示ディレクター・伊藤隆道(ショーウインドウからテーマ館の地下展示へ;シンプルな制作プロセス ほか)
いまなら、できないと断ります―太陽の塔 構造設計担当・大山宏、太陽の塔 施工担当・嵩英雄(たったひとり、しかも学生;「自分がやらなきゃ、だれがやる」 ほか)
「好きなようにやってくれ、予算のことはいいから」―大阪万博初代事務総長・新井真一(はじめに哲学があった;「思い切りやれ」 ほか)
著者等紹介
平野暁臣[ヒラノアキオミ]
空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。1959年生まれ。大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。セビリア万博日本館、六本木ヒルズアリーナ、「明日の神話」再生プロジェクトなど話題となった数々のプロジェクトを手がけ、プロデューサーとして太陽の塔の再生を率いた。万博研究の第一人者でもあり、関連著書も多くある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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