出版社内容情報
高齢者が突然の骨折により、歩けなくなったり寝たきりになってしまう――このような危険な骨折は「骨卒中」と呼ばれています。たかが骨折と思うかもしれませんが、大腿骨近位部骨折の5年生存率は46%というデータもあります。高齢者の骨折は命取りになることもあるのです。その背景にあるのが骨粗鬆症。そこで本書では、食事を変えて骨を強くする栄養整形医学を紹介。医師が考案した、骨の材料となる栄養素がまるごと摂れる「強骨みそ汁」をはじめ、強い骨をつくるヒントが満載の一冊。
内容説明
骨折から介護、寝たきり、肺炎に!70歳からは突然の骨折「骨卒中」が命取りになる。
目次
1章 健康長寿のカギは「骨」にある(高齢者の骨折が「命取り」になる理由;骨折から一気に寝たきり、認知症に進む ほか)
2章 「食事」は丈夫な骨をつくる第一歩(なぜ、整形外科医が食事に注目するのか;血液検査で見えてくる、骨と筋肉の「栄養不足」 ほか)
3章 「糖質」の摂りすぎが骨を老化させていた!(骨折した高齢者の骨に起きていること;「糖化度」でわかる骨の「老化度」 ほか)
4章 「強骨みそ汁」で一生折れない骨をつくる(骨にいい栄養が詰まった「強骨みそ汁」;「強骨みそ汁」のつくり方 ほか)
5章 骨卒中を防ぐ運動のヒント(骨卒中予防に欠かせない「筋トレ」;つまずいても転ばない筋肉を育てる ほか)
著者等紹介
大友通明[オオトモミチアキ]
医療法人社団二柚会理事長、大友外科整形外科院長。医学博士。日本整形外科学会認定整形外科専門医。東京医科大学医学部卒業後、東京医科大学八王子医療センターをはじめ、関東各地の病院で臨床経験を積み、埼玉県北本市に整形外科クリニックを開院。整形外科に栄養療法を取り入れた「栄養整形医学」を実践。保険診療だけでなく自由診療も行い、地域のかかりつけ医として診察に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨハネス
-
- 電子書籍
- 中国、「宇宙強国」への野望