出版社内容情報
全米屈指のIT先進エリア、サンフランシスコの研究所からの最新レポート!
私たち現代人は、この数十年で急速にテクノロジー(パソコンや携帯電話、インターネット、そしてスマートフォン)に生活や働き方を変化させられてきた。さらに2020年以降のコロナ禍で、ビデオ会議に費やされる時間が急増。いつでもどこでも他者とつながることができ、便利な一方で、身体面・心理面への影響が問題視されている。
サンフランシスコで研究を重ねるエリック・ペパー博士は、早期から「Tech Stress<テック・ストレス>」に注目し、警鐘を鳴らしてきた。そして「現代人は、“進化の過程”から切り離されている」という衝撃のメッセージを放つ。人間工学・心理学・精神生理学的に見て、テクノロジーは私たちにどんな影響を与えているのか? 最新技術と共生しながら健康的に暮らしていく方法を、体験的なワークと明晰な数値でわかりやすく伝える書。スマホ首や慢性的な肩こり・腰痛に振り回されているデスクワーカーから、職場のメンタルヘルス対策に取り組む人、そして医療・セラピー・ボディワークの専門家まで必携の一冊。
内容説明
「現代人のワークスタイルは、人類の“進化の過程”から切り離されている」サンフランシスコで研究を重ね、早期から“テック・ストレス”への警鐘を鳴らしてきた著者が放つ、衝撃のメッセージ。人間工学・心理学・精神生理学的に見て、テクノロジー(パソコンや携帯電話、インターネット、そしてスマートフォン)は、私たち現代人にどんな影響を与えているのか?最新技術と共生しながら健康的に暮らしていく方法を、体験的なワークと明晰な数値でわかりやすく伝える書。
目次
第1部 テック・ストレスとは何か―テクノロジーはこうして私たちの生活を乗っ取っている(調和をとりもどす;太古の時代の遺伝子がもたらす「進化の罠」;ストレスに満ちた生活で、安全を感じられるか? ほか)
第2部 テック・ストレスへの対処戦略―睡眠・栄養・運動・小休止のすすめ(睡眠のための30のテクニック;グリッド(電気が流れている場所)からの解放
空腹か、低血糖か? ほか)
第3部 テック・ストレスと実用人間工学―職場やリモートワークでの効果的な実践法(人間工学の基本ガイドライン;パソコン作業に適した机と椅子の選び方;モニター、キーボード、マウスの選び方 ほか)
著者等紹介
ペパー,エリック[ペパー,エリック] [Peper,Erik]
サンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所教授。博士(心理学)。ストレスマネジメント、バイオフィードバック、ホリスティック医学の国際的権威。ハーバード大学(生物学)卒業後、ニューヨーク大学大学院、マサチューセッツ工科大学電子工学研究室、スタンフォード研究所などを経て、1986年から現職。欧州バイオフィードバック連盟(BFE)会長、米国応用精神生理学&バイオフィードバック学会(AAPB)元会長。おもな研究内容は、バイオフィードバックを用いた健康の最適化と疾病予防、姿勢や呼吸の健康への影響など。2004年、著書『Healthy Computing』で職場の健康分野への貢献が認められ、カリフォルニア州知事賞(産業衛生功労賞)受賞。2013年、AAPBのバイオフィードバック優秀科学者賞を受賞
ハーヴェイ,リチャード[ハーヴェイ,リチャード] [Harvey,Richard]
サンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所教授。博士(健康心理学、カリフォルニア大学アーバイン校)。おもな研究内容は、コンピュータ関連障害とストレス精神生理学、母子および思春期の健康(MCAH)の疫学調査。カリフォルニア大学アーバイン校でバイオフィードバックとストレスマネージメントプログラムを監督。AAPB元会長。欧州バイオフィードバック連盟(BFE)の2019年度教育者賞受賞
ファース,ナンシー[ファース,ナンシー] [Faass,Nancy]
「Health Wrilers’ Group」会長。医療ソーシャルワーカー、修士(公衆衛生学、カリフォルニア大学バークレー校)。ライター兼編集者として、サンフランシスコで20年以上にわたり、ホリスティックヘルスや統合医療に関する業界誌、教科書、白書などで執筆するほか、50冊以上の書籍の出版に携わる
竹林直紀[タケバヤシナオキ]
新大阪駅前「ナチュラル心療内科」院長。1998年からサンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所に2年間留学し、薬を使わないホリスティックな統合医療を学ぶ。2005年、神戸・三宮に「ナチュラル心療内科クリニック」を開院。2009年から薬を使わない自由診療の統合医療クリニックに。2019年12月から現職。バイオフィードバック、マインドフルネス瞑想、分子栄養療法、臨床アロマセラピーなどによる統合医療を実践している
中川朋[ナカガワトモ]
株式会社ホールネスCTO(最高技術責任者)。精神保健福祉士。バイオ&ニューロフィードバック・セラピスト。1978年に渡米、その後バイオフィードバック・ニューロフィードバックの研究をおこなう。現在は「東京予防医療クリニック」などでセラピストとして勤務。メンタルヘルス、パラ・スポーツ選手、発達障害の方のバイオ&ニューロフィードバックのセラピー、また、ヘルスケア関連企業のコンサルタントをおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書は人生を明るく照らす灯り
kubottar
チャー
hatman
きい