テック・ストレスから身を守る方法

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  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784413113656
  • NDC分類 498.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

全米屈指のIT先進エリア、サンフランシスコの研究所からの最新レポート!
私たち現代人は、この数十年で急速にテクノロジー(パソコンや携帯電話、インターネット、そしてスマートフォン)に生活や働き方を変化させられてきた。さらに2020年以降のコロナ禍で、ビデオ会議に費やされる時間が急増。いつでもどこでも他者とつながることができ、便利な一方で、身体面・心理面への影響が問題視されている。
サンフランシスコで研究を重ねるエリック・ペパー博士は、早期から「Tech Stress<テック・ストレス>」に注目し、警鐘を鳴らしてきた。そして「現代人は、“進化の過程”から切り離されている」という衝撃のメッセージを放つ。人間工学・心理学・精神生理学的に見て、テクノロジーは私たちにどんな影響を与えているのか? 最新技術と共生しながら健康的に暮らしていく方法を、体験的なワークと明晰な数値でわかりやすく伝える書。スマホ首や慢性的な肩こり・腰痛に振り回されているデスクワーカーから、職場のメンタルヘルス対策に取り組む人、そして医療・セラピー・ボディワークの専門家まで必携の一冊。

内容説明

「現代人のワークスタイルは、人類の“進化の過程”から切り離されている」サンフランシスコで研究を重ね、早期から“テック・ストレス”への警鐘を鳴らしてきた著者が放つ、衝撃のメッセージ。人間工学・心理学・精神生理学的に見て、テクノロジー(パソコンや携帯電話、インターネット、そしてスマートフォン)は、私たち現代人にどんな影響を与えているのか?最新技術と共生しながら健康的に暮らしていく方法を、体験的なワークと明晰な数値でわかりやすく伝える書。

目次

第1部 テック・ストレスとは何か―テクノロジーはこうして私たちの生活を乗っ取っている(調和をとりもどす;太古の時代の遺伝子がもたらす「進化の罠」;ストレスに満ちた生活で、安全を感じられるか? ほか)
第2部 テック・ストレスへの対処戦略―睡眠・栄養・運動・小休止のすすめ(睡眠のための30のテクニック;グリッド(電気が流れている場所)からの解放
空腹か、低血糖か? ほか)
第3部 テック・ストレスと実用人間工学―職場やリモートワークでの効果的な実践法(人間工学の基本ガイドライン;パソコン作業に適した机と椅子の選び方;モニター、キーボード、マウスの選び方 ほか)

著者等紹介

ペパー,エリック[ペパー,エリック] [Peper,Erik]
サンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所教授。博士(心理学)。ストレスマネジメント、バイオフィードバック、ホリスティック医学の国際的権威。ハーバード大学(生物学)卒業後、ニューヨーク大学大学院、マサチューセッツ工科大学電子工学研究室、スタンフォード研究所などを経て、1986年から現職。欧州バイオフィードバック連盟(BFE)会長、米国応用精神生理学&バイオフィードバック学会(AAPB)元会長。おもな研究内容は、バイオフィードバックを用いた健康の最適化と疾病予防、姿勢や呼吸の健康への影響など。2004年、著書『Healthy Computing』で職場の健康分野への貢献が認められ、カリフォルニア州知事賞(産業衛生功労賞)受賞。2013年、AAPBのバイオフィードバック優秀科学者賞を受賞

ハーヴェイ,リチャード[ハーヴェイ,リチャード] [Harvey,Richard]
サンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所教授。博士(健康心理学、カリフォルニア大学アーバイン校)。おもな研究内容は、コンピュータ関連障害とストレス精神生理学、母子および思春期の健康(MCAH)の疫学調査。カリフォルニア大学アーバイン校でバイオフィードバックとストレスマネージメントプログラムを監督。AAPB元会長。欧州バイオフィードバック連盟(BFE)の2019年度教育者賞受賞

ファース,ナンシー[ファース,ナンシー] [Faass,Nancy]
「Health Wrilers’ Group」会長。医療ソーシャルワーカー、修士(公衆衛生学、カリフォルニア大学バークレー校)。ライター兼編集者として、サンフランシスコで20年以上にわたり、ホリスティックヘルスや統合医療に関する業界誌、教科書、白書などで執筆するほか、50冊以上の書籍の出版に携わる

竹林直紀[タケバヤシナオキ]
新大阪駅前「ナチュラル心療内科」院長。1998年からサンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所に2年間留学し、薬を使わないホリスティックな統合医療を学ぶ。2005年、神戸・三宮に「ナチュラル心療内科クリニック」を開院。2009年から薬を使わない自由診療の統合医療クリニックに。2019年12月から現職。バイオフィードバック、マインドフルネス瞑想、分子栄養療法、臨床アロマセラピーなどによる統合医療を実践している

中川朋[ナカガワトモ]
株式会社ホールネスCTO(最高技術責任者)。精神保健福祉士。バイオ&ニューロフィードバック・セラピスト。1978年に渡米、その後バイオフィードバック・ニューロフィードバックの研究をおこなう。現在は「東京予防医療クリニック」などでセラピストとして勤務。メンタルヘルス、パラ・スポーツ選手、発達障害の方のバイオ&ニューロフィードバックのセラピー、また、ヘルスケア関連企業のコンサルタントをおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書は人生を明るく照らす灯り

19
結局、行き着く先はどの本も、デジタルデトックスをして、睡眠時間を確保して、運動をする。って事。2024/06/02

kubottar

18
結局、SNSにどっぷり浸かるような生活を辞めることが先決ですね。知っていても知らなくてもどうでもいい情報を1日中インプットし続けると、長期記憶の性能がにぶっていくってことです。2022/08/26

チャー

14
デスクワークの継続が体への緊張状態を強いることで肉体的にも精神的にも負担を生む点について警鐘を鳴らしている。図やデータを多用し解説しておりわかりやすく納得できる面も多い。人の身体はそもそも長時間座って同じ姿勢でいられるようにできていないという点は、人の歴史やライフスタイルの変化と照らし合わせて説明されており納得できる面が多い。スマホを眺めるうつむきの姿勢は首から肩にかけて負担がかかり、さらに精神的にもネガティブな影響があるようだ。負担を軽減するために一定時間ごとに身体を動かす、瞑想や呼吸を整える等効果的。2022/09/19

hatman

6
狩猟採集社会から変化していない体の構造を意識して現代社会にアダプトすることが大切。自分で感じている以上に体には負担がかかっている。ちょこちょこ動こう!2024/03/30

きい

0
鬱傾向になる、社会的時差ボケ? 言語仕様の単純化していないか? Your body shapes who you areを後で、みる。2024/02/07

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