出版社内容情報
このウソが見破れるか?生き物たちは、生きるためにさまざまなウソをつきます。そのウソ(擬態)は天敵から身を守るために必要なものから人間には意味がまったくわからないものまでさまざま、、、生き物たちの驚きのウソをイラストとともに紹介します。アリに化けてやりたい放題の「アリグモ」、人気者の真似をして相手の身体噛みちぎる「ニセクロスジギンポ」、うんちになりすます「ムシクソハムシ」、メスのふりをして子孫を作る「ブルーギル」など。
内容説明
化かす!真似する!女装する!?正直者では、生き残れません。擬態生物のスターたち。
目次
第1章 なりすますいきもの(アシブトウンカ―顔にしか見えないけど、実はお尻です;ブルーギル―弱いオスは、子孫をつくるために女装する ほか)
第2章 ワナをしかけるいきもの(カエルアンコウ―アンコウの仲間の中でも人気者の釣り上手;ハナカマキリ・カレハカマキリ―花にしか見えないカマキリ、枯れ葉にしか見えないカマキリ ほか)
第3章 かくれんぼするいきもの(ヨシゴイ―必死に草むらに紛れるニンジャ鳥;カクレウオ―ナマコのおしりを出入りし、たまに内臓を食いちぎる魚 ほか)
第4章 演技するいきもの(ミミックオクトパス―擬態がうますぎて、長い間だれにも気づかれなかったタコ;ツノトカゲ―ピンチの時は、目から血のビームを出して攻撃! ほか)
第5章 ヤバい見た目のいきもの(ツノゼミ―人間には意味不明なツノを持つ虫たち;カギバガの幼虫―うんちの真似なんかできるか!と怪獣に変身!? ほか)
著者等紹介
實吉達郎[サネヨシタツオ]
動物研究家。東京農業大学卒。三里塚御料牧場、野毛山動物園勤務を経て、1955~1962年、ブラジルにて動物研究。帰国後、動物ライター、ノンフィクションライターとして活躍。ラジオ・テレビ出演多数。自由ケ丘アカデミア特別講師
来栖美憂[クルスミユウ]
群馬県生まれ。フリー記者・エディター。小説、サブカルチャー、雑学を主な守備範囲とし、新聞、インターネットサービス関連の取材・執筆を中心に活躍中。取材経験の豊富さ、幅広さに定評がある
まつむらあきひろ[マツムラアキヒロ]
イラストレーター・デザイナー。かわいいもの、レトロなもの、ユーモラスなイラストを得意とする。子供向け、医療系、学習系など、書籍や雑誌を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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