出版社内容情報
1800年もの昔、魏・呉・蜀の三国が覇権を争いしのぎを削っていた。その舞台裏を「史料」を元にひも解くと、根底を覆す謎が浮かび上がってくる。「死の間際、劉備は諸葛亮を警戒していた?」「正史が語る「70万の軍勢」を考証すると…」「弓矢が殺傷能力を持つ飛距離は50m程度?」など。そこで本書は、「国」「英雄」「戦場・兵器」「地理・経済・地政学」「戦乱」に焦点をあて、ゼロからわかる通史から始まり、三国志通もうなる謎を用意した。最新の知見をふまえてその真相に迫る。
内容説明
歴史の真実には、小説よりもドラマがあった。気になる「あの英雄」の素顔から、ヴェールに包まれた「あの戦場」の舞台裏までをひも解く。史上最大の群像活劇に隠されたミステリー。
目次
序章 通史でわかる三国時代
1章 魏・呉・蜀の謎
2章 あの英雄の謎
3章 戦場と兵器の謎
4章 地理・経済・地政学で辿る謎
5章 あの事件の謎
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在、世界史を中心に歴史作家として幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。