青春文庫<br> 人類は「パンデミック」をどう生き延びたか

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青春文庫
人類は「パンデミック」をどう生き延びたか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784413097543
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0122

出版社内容情報

見えないなにかに襲われる……。栄華を極めた国家も、トップに君臨した権力者も、あらがえない不安と恐怖に支配される「感染症」。時代をさかのぼると、今まで知らなかった“人間の本性”と“歴史の真相”が見えてくる。
「鎌倉幕府滅亡の決定打は疫病?」「ナポレオンのモスクワ遠征失敗の原因は、発疹チフス?」「医学界から敵視、子を二人亡くす、半身不随になる……それでもワクチン開発に賭けたパスツールのドラマ」「最古の伝染病患者とは」……など。
本書は、「パンデミック」が変えた歴史秘話の決定版。

1章 誰もが知る「時代の転機」のウラ
2章 あの「偉人」は、その時…
3章 目を疑う「民衆」の数奇な行動
4章 歪められた「国家・宗教・モラル」の?末をめぐる
5章 世界が震撼するなか「戦った者たち」の足跡

内容説明

見えない何かに襲われる…。栄華を極めた国家も、トップに君臨した権力者も、あらがえない不安と恐怖に支配される感染症。時代をさかのぼると、今まで知らなかった“人間の本性”と“歴史の真相”が見えてくる。本書は、「パンデミック」が変えた歴史秘話の決定版。

目次

第1章 「民衆」を不条理に蝕んだ感染症(1日1万人の死者を出したペストが「ヨーロッパ」をつくった;百年戦争どころではなくなったペストの脅威 ほか)
第2章 「都市・国家」を飲み込んだ感染症(キリスト教のイエスが治療したのは、なぜ“ハンセン病”か;産業革命時代の「平均寿命15歳」と感染症の不可分な関係 ほか)
第3章 「歴史的事件」に潜んでいた感染症(アテナイとスパルタ二大強国の戦争に終止符が打たれたおもわぬ理由;英雄アレクサンドロス大王の早すぎる死の真相 ほか)
第4章 「世界の構図」をつくり変えた感染症(3000年以上前の天然痘患者とは;「コロンブスの交換」で世界を巻き込んだ“あるもの” ほか)
第5章 「日本」のその後を決めた感染症(民の半分が死亡した疫病に崇神天皇は何をしたか;蘇我氏と物部氏、対立構造の背景にあるものとは ほか)

著者等紹介

島崎晋[シマザキススム]
1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在、歴史作家として幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

13
歴史上、パンデミックの影響を受けたもしくは受けたことが疑われるイベント、事件を取り上げた小話集。収録された話に濃淡があるのは否めないが、平易な文体で読みやすく軽めの読み物としてはよいと思う。2020/06/24

8
島崎晋さん著の「人類は「パンデミック」をどう生き延びたのか」を読み終えました。現在のコロナ流行に通ずることがあるのかを知りたかったのですが、過去の感染症史を振り返るのみに留まっています。しかし、感染症の歴史をたくさん知れてとても勉強になりました。感染症が人類に大きな影響を与えてきたことが分かりました。その国の未来を分ける程のこともあり、驚きました。感染症とは、それほど影響の強いものですから、感染症に対してもっと意識的になる必要があるなと思いました。そう思える感染症の恐ろしさを知るのには適した本です。2020/11/08

ポメ子

7
感染症がどう歴史に影響を与えたか、わかりやすい文章で書かれている。色々と学べて有意義な読書時間を過ごせた。2020/07/02

ふたば

6
人類はこれまでにいくつものパンデミックを経験している。そのたびに何かしらの知見を得、何かしらの対応をとってきた。もちろん、感染症を克服することなどは夢のまた夢である。力でねじ伏せようとすれば必ず、対抗措置をとってくるのが小さな敵たちなのだから。人を含む生き物が移動し、混ざり合うことで、新しい感染症が発見される。生き物が爆発的に増加して、行動範囲が広がることでも同じことが言える。今だ知られていない何かが、どこかに潜んでいる可能性は高い。必ず出会うものへの心の準備は常にしておかねばならないだろう。2020/06/04

あすたりすく @本の虫

4
感染症と歴史上の出来事とのかかわりがわかる1冊。オムニバス形式なので途中からでも読みやすい。紀元前から感染症が戦争の勝敗に影響し、宗教改革や民族差別にまで影響していたことがわかる。コロナ禍が収束し歴史の一ページとなったとき世界は、私たちの生活はどのように変化しているのであろうか。2020/09/22

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