出版社内容情報
見えないなにかに襲われる……。栄華を極めた国家も、トップに君臨した権力者も、あらがえない不安と恐怖に支配される「感染症」。時代をさかのぼると、今まで知らなかった“人間の本性”と“歴史の真相”が見えてくる。
「鎌倉幕府滅亡の決定打は疫病?」「ナポレオンのモスクワ遠征失敗の原因は、発疹チフス?」「医学界から敵視、子を二人亡くす、半身不随になる……それでもワクチン開発に賭けたパスツールのドラマ」「最古の伝染病患者とは」……など。
本書は、「パンデミック」が変えた歴史秘話の決定版。
1章 誰もが知る「時代の転機」のウラ
2章 あの「偉人」は、その時…
3章 目を疑う「民衆」の数奇な行動
4章 歪められた「国家・宗教・モラル」の?末をめぐる
5章 世界が震撼するなか「戦った者たち」の足跡
内容説明
見えない何かに襲われる…。栄華を極めた国家も、トップに君臨した権力者も、あらがえない不安と恐怖に支配される感染症。時代をさかのぼると、今まで知らなかった“人間の本性”と“歴史の真相”が見えてくる。本書は、「パンデミック」が変えた歴史秘話の決定版。
目次
第1章 「民衆」を不条理に蝕んだ感染症(1日1万人の死者を出したペストが「ヨーロッパ」をつくった;百年戦争どころではなくなったペストの脅威 ほか)
第2章 「都市・国家」を飲み込んだ感染症(キリスト教のイエスが治療したのは、なぜ“ハンセン病”か;産業革命時代の「平均寿命15歳」と感染症の不可分な関係 ほか)
第3章 「歴史的事件」に潜んでいた感染症(アテナイとスパルタ二大強国の戦争に終止符が打たれたおもわぬ理由;英雄アレクサンドロス大王の早すぎる死の真相 ほか)
第4章 「世界の構図」をつくり変えた感染症(3000年以上前の天然痘患者とは;「コロンブスの交換」で世界を巻き込んだ“あるもの” ほか)
第5章 「日本」のその後を決めた感染症(民の半分が死亡した疫病に崇神天皇は何をしたか;蘇我氏と物部氏、対立構造の背景にあるものとは ほか)
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在、歴史作家として幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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