内容説明
漢城府、議政府、内禁衛…ドラマ『トンイ』の登場人物でわかる宮廷組織図。王朝時代劇といえば、やっぱりコレ。儒教の党派とその勢力図、分裂の流れを超図解化。張禧嬪の家はどこ?両班はどの辺に住んでいた?空から都を眺めてみれば、当時の位置関係がまるわかり。ドラマを見る上で理解しにくい部分もスッキリ。もっともっと、韓流時代劇がおもしろくなる。
目次
第1章 朝鮮王朝の都・漢陽を空から眺めてみよう
第2章 激動の500余年を知る!朝鮮王朝「きほんのき」
第3章 細かいしきたりがおもしろい!朝鮮王朝の冠婚葬祭
第4章 装飾や色にも意味がある!王朝衣装はここに注目
第5章 思わずのぞき見!王と王妃の華麗な宮廷生活
第6章 宮廷生活を支えた影の立役者たち
著者等紹介
六反田豊[ロクタンダユタカ]
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。専門は朝鮮史。とくに朝鮮王朝時代を中心とした朝鮮の中世・近世史を研究。1962年鹿児島県生まれ。九州大学文学部史学科を卒業、同大学大学院博士課程中退後、九州大学文学部などの助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぼのり
21
『チャングム』『イ・サン』『トンイ』など韓国の時代劇(特に朝鮮王朝)が好きな人にはたまらない1冊。写真・イラスト・表などたくさん使われ、すごくわかりやすく説明されてるので、本書を読めばドラマがより一層楽しめるのはもちろん、韓流時代劇を見たことがない人もドラマが見たくなるはず(笑)(2018/168)2018/12/21
珍文庫
1
韓流ドラマが好きなひと向け。自分は韓流ドラマはほとんど見てないけど朝鮮史に興味があったので読んだ。読みやすい。イラストがバタ臭くなければもっとよい。2014/12/01
メメントモリ
0
表紙が漫画で軽そうな雰囲気でしたが、読んでみるとけっこう詳しく、しかも読みが難しい韓国漢字の読みがなもふってあり、とてもわかりやすく読めました。 本格的な朝鮮王朝実録という本を平行して読んでいますが、その基礎知識として役に立ちました。 韓国時代劇ドラマが好きな方にはおすすめだと思います。2024/08/31