内容説明
知る者すべてを震撼させる心霊怪奇の数々…。もう、この恐ろしい事実から目をそむけられない。
目次
第1章 未知の怪異に身も凍る―怨みなのか・この世への未練か霊たちの恐怖の足音が近づく
第2章 疑いようのない霊との遭遇―最愛のあの人が“戦慄”に変わる、あなたを襲う
第3章 天の声か?地の声か?―霊界からの警告が不気味な現象となって今届く
第4章 信じがたいこの終焉―地縛霊の巣喰う恐怖ゾーンで今夜も繰り返す無限の悪夢
第5章 暗闇の中で何かがうごめく―おぞましい戦慄の予感ふり向いて見た真実は
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
125
草木も眠る丑三つ時が日本では怪異と出会う時間帯としてポピュラーで午前2時~2時30分の半時間の事ですから本書の題名はもう少し前なのですが、まあそういう固い事は抜きにして日本から欧米か!から芸能界まで幅広く網羅した怪異譚がてんこ盛りに詰まっていて大いに楽しめますね。私が一番の恐怖を感じた『映画「ポルターガイスト」の真相』では実際に3作続けて映画の出演者が次々に怪死を遂げており日本人の映画スタッフもお二方が急死されているとの事でこれはもう何かがあるとしか考えられない凄まじいばかりの悪魔の如き恐ろしさですよね。2020/03/06
キー
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怪奇ゾーン特報班名義で発表された13の怪談集のニ作目。1994年作品。 各種書籍・雑誌から抜粋した、怪奇体験談を63編収録。一般の方々の怪奇体験談に、一部、歴史的なオカルト話、現代的都市伝説も。 どの体験談も、文庫本4ページ以内に、新聞記事のような端正な文章でまとめられていますが、出典元となった記事を端正にできなかったのか、バブリーな表現が悪目立ちする体験談が二編。 アメリカ映画『ポルターガイスト』の関係者が亡くなる現象が日本でもいくつかある、という都市伝説的な怪奇譚が、いい意味で目立ちます。2021/11/08