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出版社内容情報
震災後の福島の県民健康調査に携わっている著者によると、福島県ではストレスの影響により「うつ」が増えただけでなく、肥満や高血圧、糖尿病といった生活習慣病全般が増加傾向にあるという。さまざまな研究データでも、怒りや不安、ストレスといった心の状態は、体の病気を引き寄せることがわかってきた。そのような「負の感情」を“毒”にしないためには、心ではなく行動を変えることがポイントとなる。先行き不透明な「ウィズコロナ」時代、不安やストレスに振り回されずに心と体の免疫力を高めるヒント。
内容説明
高血圧、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞を引き寄せる怒り、不安、ストレスを受け流すヒント。震災後の福島の医学データで見えてきた「コロナうつ」「コロナ不調」を防ぐ健康法。
目次
序章 医学データが物語る「病は気から」の真実―震災後の福島の健康調査で見えてきたこと(震災後、心の病気だけでなく体の病気も増えた福島県;不安やストレスが、うつ、生活習慣病となってあらわれる ほか)
第1章 「感情」が病気をつくる―怒り、不安、ストレスを「病」にしないコツ(生活習慣は「感情」に支配されている;「怒り」からスタートした研究 ほか)
第2章 「怒り」が血管トラブルを招く―感情が生活習慣病の引き金になる(「怒り」と関係が深い高血圧;高齢者が怒りっぽくなる医学的理由 ほか)
第3章 負の感情をためると「うつ」になる―感情がエネルギーを奪っていく(「怒り」「不安」はうつの前段階;避難生活者が抱える「うつ」と「肥満」の問題 ほか)
第4章 心と体の免疫力を高める「1日5分」の習慣―感情よりも行動を変える(日々の生活を楽しんでいる人ほど長生きする;「病気になりやすい性格」はあるのか ほか)
著者等紹介
大平哲也[オオヒラテツヤ]
福島県立医科大学医学部疫学講座主任教授。同放射線医学県民健康管理センター健康調査支援部門長。大阪大学大学院医学系研究科招へい教授。日本笑い学会理事。福島県いわき市生まれ。福島県立医科大学卒業。筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。大阪府立成人病センター、ミネソタ大学疫学・社会会健康医学部門研究員、大阪大学医学系研究科准教授などを経て現職。専門は疫学、公衆衛生学、予防医学、内科学、心身医学。テレビや雑誌などでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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