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出版社内容情報
「“正義”っていったいなんだろう?」「“自由”ってどういうこと?」「友達と恋人の“好き”は同じ?」「本当の“幸せ”とは?」
――日常生活で、誰もがこうした素朴な疑問にぶつかります。そんなとき、一人で黙々と考え込むよりも、みんなで集まって考えてみると、意外な“答え”が見えてくることがあります。対戦プレイでなく、協力プレイで、哲学的なテーマについて考えを深めていく。そんな「対話型の哲学」が世界で注目され、日本でもこの約10年ほどの間に、急速に広まっています。じつはフランスやアメリカでは、幼稚園に通う3歳児でも、この対話型の哲学を実践しているのです!本書では、世界各国でおこなわれている対話型の哲学(「子どもの哲学」や「哲学対話」と呼ばれる)の授業を導入にして、いろんな「哲学対話」の手法や場を紹介します。AI時代に求められる、まっとうな思考力・対話力が身につく!「哲学対話」入門。
内容説明
フランスには幼稚園児を対象にした哲学の授業がある!―そう聞くと、「エリート幼稚園で、すごく頭のよい子どもたちが積極的に議論を戦わせる」様子を思い浮かべるかもしれません。しかし実際は、そのイメージとは正反対です。本書では、いま急速に注目を集める新しい種類の哲学の授業を紹介します。
目次
第1章 「友達と恋人の“好き”は同じ?」「“正義”ってなんだろう?」―教室で哲学する子どもたち
第2章 フランス、アメリカ、オーストラリア…世界の子どもが学んでいる哲学の授業
第3章 AI時代のまっとうな思考力を磨く!日本の学校に広がる哲学対話の授業
第4章 哲学対話における「哲学」とは何か ただの会話とは違う、とっておきのキキメ
第5章 街角の哲学カフェ案内 大人たちもみんなで哲学する!
第6章 すぐ実践できる!哲学対話の5ステップ
著者等紹介
土屋陽介[ツチヤヨウスケ]
1976年生まれ。博士(教育学)。2017年から開智日本橋学園中学・高等学校にて学校独自の教科「哲学対話」の専門教員(教諭)として勤務。開智国際大学教育学部非常勤講師(「哲学」「倫理学」などを担当)。子どもの哲学(Philosophy for Children)の実践家。研究上の専門は、子どもの哲学、教育哲学、現代哲学。NPO法人「こども哲学・おとな哲学アーダコーダ」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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